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「デッサンの名手」と称された洋画家に迫る『宮本三郎のデッサン教室』展

洋画家・宮本三郎のデッサンに焦点をあてた展覧会『宮本三郎のデッサン教室』が、3月20日まで東京・自由が丘の世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館で開催されている。

「デッサンの名手」と称された宮本三郎は、1905年に石川県で生まれ、1935年から1974年に亡くなるまで世田谷に居住した洋画家。初期を代表する『婦女三容』や、『第2回帝国芸術院賞』を受賞した戦争記録画『山下、パーシバル両司令官会見図』などの油彩画のほか、雑誌の表紙やカット、連載小説の挿絵、壁画や版画など様々な作品を残している。

裸婦や花など華やかな色彩の油彩画で人気が高い宮本だが、同展では世田谷美術館が収蔵する約3,500点のデッサンから選ばれた、裸婦や人物、風景、動物、静物などのデッサン約80点を展示。さらに、そのデッサンをもとに描かれたと推測される晩年の代表的な油彩画『ヴィーナスの粧い』や、デッサンの醍醐味や技法について宮本自身が語った言葉もあわせて紹介する。油彩画とは異なる、デッサンならではの画家の描写力の高さをうかがい知ることができる展覧会となっている。

また、会期中には「参加するデッサン教室」として、画家の諏訪敦による講演会、アーティストの松岡亮によるワークショップなども開催。申込方法や受付状況などは宮本三郎記念美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。


『宮本三郎のデッサン教室』

2012年12月11日(火)~2013年3月20日(水・祝)
会場:東京都 自由が丘 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜(月曜日が祝休日の場合は開館、翌火曜が休館)
料金:一般200円 大高生150円 小中学生・65歳以上・障害者の方100円
※小中学生は土、日曜、祝日、夏休み期間は無料
※障害者で小・中・高・大学生および障害者の介護者1名は無料

『作り手から見た宮本三郎 第7回「閉館後の美術館で、素描を語ろう」』
2013年2月9日(土)19:30~21:00(19:00開場)
会場:東京都 自由が丘 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
講師:諏訪敦(画家)
聞き手:小金沢智(当館担当学芸員)
定員:先着70名(要事前申込み)
料金:500円
※申込が定員に達したため、キャンセル待ち申込み受付中

『写生講座「淡彩で花を描く」』
2013年2月23日(土)、3月3日(日)10:30~17:00
会場:東京都 自由が丘 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
講師:久保木桂子(日本画家)
対象:中学生以上
定員:各日先着15名(要事前申込み)
料金:2,500円(画材費込)
※申込が定員に達したため、キャンセル待ち申込み受付中

『ワークショップ「Play Paint」』
2013年3月10日(日)14:00~15:30
会場:東京都 自由が丘 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
講師:松岡亮(アーティスト)
定員:先着20名(要事前申込)
料金:1,000円(画材費込)

(画像上から:『裸婦』紙・木炭、1954年、『自画像 さまざまな表情』紙・コンテ、1960年頃、『座る裸婦』紙・インク、1947年頃、『写生会』紙・インク、制作年不詳、全画像:世田谷美術館所蔵)

『裸婦』紙・木炭、1954年 世田谷美術館所蔵
『裸婦』紙・木炭、1954年 世田谷美術館所蔵
『自画像 さまざまな表情』紙・コンテ、1960年頃 世田谷美術館所蔵
『自画像 さまざまな表情』紙・コンテ、1960年頃 世田谷美術館所蔵
『座る裸婦』紙・インク、1947年頃 世田谷美術館所蔵
『座る裸婦』紙・インク、1947年頃 世田谷美術館所蔵
『写生会』紙・インク、制作年不詳 世田谷美術館所蔵
『写生会』紙・インク、制作年不詳 世田谷美術館所蔵
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