仏像に生まれ変わった使用済みダンボール、彫刻家・本堀雄二の個展『風神雷神』

本堀雄二の個展『風神雷神』が、11月16日まで東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。

1958年生まれの本堀は、使用済みのダンボールや包装紙、プラスティック製の容器のふたなどを用いて仏像や塔などを制作する彫刻家。1995年の阪神・淡路大震災後から新しい材料を使うことに抵抗を感じるようになり、身近から手に入るダンボールという素材にたどり着いたという本堀の作品は、正面からは鑑賞すると透過しているよう見え、横からは作品を構成するダンボール群の重なりを立体的に見ることができる。

同展では、俵屋宗達の風神雷神図を再現した大型インスタレーション、十二神将と四天王を制作した小品の仏像シリーズに加えて、阿修羅像が展示されている。


イベント情報

本堀雄二
『風神雷神』

2013年10月19日(土)~11月16日(土)
会場:東京都 渋谷 NANZUKA
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝祭日
料金:無料

(画像:本堀雄二『風神雷神』会場風景)

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