池田亮司の個展『systematics』、データのアーカイブ表現する新シリーズを日本初公開

池田亮司の個展『systematics』が、11月1日から東京・銀座のギャラリー小柳で開催される。

フランス・パリ在住の池田は、コンピューターとデジタルテクノロジーを駆使し、音そのものの特性と視覚化にフォーカスした作品を発表しているアーティスト。振付家のウィリアム・フォーサイスや建築家の伊東豊雄、現代美術家の杉本博司、アーティスト集団ダムタイプとのコラボレーションなど、国内外の様々な分野で活動している。

記録やデータのアーカイブ化をテーマに掲げた同展では、初期のコンピューターで使われたパンチカードや自動演奏ピアノのためのピアノロールといった記録媒体をライトボックスに収めた『systematics』を日本で初めて公開するほか、池田が2006年から継続的に制作しているシリーズ作品『datamatics』を変換したマイクロフィルムなどをライトボックスに封じ込めた作品も展示される。

なお、池田のニューアルバム『supercodex』の国内盤が11月3日にリリース。また、ライブ公演『Ryoji Ikeda「supercodex live set」World Premiere』が、11月8日と9日に東京・渋谷のWWWで開催される。

イベント情報

池田亮司個展
『Ryoji Ikeda:systematics』

2013年11月1日(金)~12月21日(土)
会場:東京都 銀座 ギャラリー小柳
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

(画像:Ryoji Ikeda 池田亮司 systematics [nº1-1] 2012 punched tape for vintage computer, light-boxed frame 5.9 x 103 cm ©Ryoji Ikeda / Courtesy of Gallery Koyanagi)

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