『大 関ヶ原展』に家康の甲冑や再現プロジェクションマッピング、テーマ曲はレキシ

徳川家康没後400年記念特別展『大 関ヶ原展』が、3月28日から東京・両国の東京都江戸東京博物館、6月2日から京都・京都文化博物館、8月7日から福岡・福岡市博物館で開催される。

『大 関ヶ原展』は、1600年に現在の岐阜・関ケ原町を主戦場に行われた合戦「関ヶ原合戦」をテーマにした展覧会。武将たちが関ヶ原で実際に用いた武具や甲冑をはじめ、合戦に参加した武将が戦場でやり取りした手紙や誓約書などが展示されるほか、関ヶ原の地形や天候の変化、各大名の動きを再現し、上空から合戦の様子を見ることができる「ジオラマ・プロジェクションマッピング」も登場する。また、『関ヶ原合戦図屏風』『関ヶ原合戦絵巻』など3会場で10点以上の合戦図も展示される予定。

また、東京展では、徳川家康や徳川四天王が着用した甲冑や、石田三成の愛刀、島左近の兜などを公開。京都展では、織田信長が所持して以降、家康、豊臣秀吉、宇喜多秀家の手に渡った重要文化財の茶器などに加え、小早川秀秋らの肖像画を展示する予定。福岡展では、毛利輝元が関ヶ原合戦前日に交わした毛利軍不戦の密約書や、黒田官兵衛、長政といった西国の大名に注目した展示が行われる予定だ。

なお、同展のスペシャルサポーターは杏が務めるほか、テーマソングはレキシが同展のために書き下ろした楽曲が使用される。同曲に対してレキシは「戦いに行く、とかじゃなくて、今キミに逢いに関ヶ原に行きます、みたいなイメージで作りました」 とコメントを寄せている。

関連リンク

• 大関ヶ原展
• 江戸東京博物館
• 福岡市博物館
• 京都府京都文化博物館