独学で制作続けた作家J・キャッスル展、小山登美夫ギャラリー北参道移転後初の展覧会

『ジェイムズ・キャッスル展』が、6月13日から東京・北参道の小山登美夫ギャラリーで開催される。

1899年にアメリカ・アイダホに生まれたジェイムズ・キャッスルは、生まれた時から耳が聞こえず、正式な美術教育も受けなかったが、1977年に亡くなるまで独学で様々な作品を制作したアーティスト。暖炉のすすと唾液を混ぜた独自のインクを使用し、尖った棒や丸めた綿などを使って描いたドローイングや、食べ物、製品の包装、マッチ箱、手紙などをコラージュした立体作品のほか、ハンドメイドの本などの作品群を残している。キャッスルの死後、1998年にニューヨークで開催された『アウトサイダー・アートフェア』をきっかけに、アメリカをはじめとする各地で多くの展覧会が行われている。

同展では、モノクロームとカラーを含む約30点のドローイングとコラージュの立体作品『無題(バスケット)』を展示。なお、同展は小山登美夫ギャラリーが東京・清澄白河から北参道に移転後、初の展覧会となる。ギャラリーの内装は建築家の石田建太朗が手掛けている。6月13日にはオープニングレセプションが開催される。

イベント情報

『ジェイムズ・キャッスル展』

2015年6月13日(土)~7月18日(土)
会場:東京都 北参道 小山登美夫ギャラリー
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

オープニングレセプション
2015年6月13日(土)18:00~20:00
会場:東京都 北参道 小山登美夫ギャラリー

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