『フランシス・ハ』のG・ガーウィグ主演、DIY映画『ハンナだけど、生きていく!』

映画『ハンナだけど、生きていく!』が、8月に東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。

同作は、主演作『フランシス・ハ』などで知られるグレタ・ガーウィグが、友人の若手映画作家たちと2006年に制作した作品。彼らはアパートで共同生活をしながら、即興演技によって作品を作り上げたという。恋愛で負った心の傷や慢性的なフラストレーションを抱えるハンナが、無職になった恋人に別れを告げ、職場の同僚であるマットとポールという2人の男性と恋に落ちる、というあらすじだ。

キャストにはハンナを演じるガーウィグに加え、ケント・オズボーン、アンドリュー・バジャルスキー、ライ・ルッソ=ヤング、マーク・デュプラス、クリス・スワンバーグらが名を連ねており、彼らは脚本制作にも参加している。監督は、『ドリンキング・バディーズ』『ハッピー・クリスマス』のジョー・スワンバーグ。

なお、ガーウィグをはじめとするキャスト陣や監督は、自分のアイデンティティーや不透明な将来などに悩む若者を題材にした映画を低予算で制作する、2000年代以降のアメリカ・インディペンデント映画の新しい潮流「マンブルコア」の作家として知られている。また、『ハンナだけど、生きていく!』は国内外のインディペンデント映画にまつわるイベントなどを企画するIndieTokyoの第1回配給作品となる。

作品情報

『ハンナだけど、生きていく!』

2015年8月からシアター・イメージフォーラムで公開
監督:ジョー・スワンバーグ
脚本:ジョー・スワンバーグ、グレタ・ガーウィグほか
出演:
グレタ・ガーウィグ
ケント・オズボーン
アンドリュー・バジャルスキー
ライ・ルッソ=ヤング
マーク・デュプラス
トッド・ロハル
ティッパー・ニュートン
クリス・スワンバーグ
ケヴィン・ベーベルスドルフ
ネイサン・アドロフ
配給:IndieTokyo

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