コンセプチュアルアートの先駆者ソル・ルウィット展、色彩と線の作品展示

ソル・ルウィットの個展『Lines and color』が、10月12日まで東京・表参道のCoSTUME NATIONAL LABで開催されている。

1928年に生まれたソル・ルウィットは、コンセプチュアルアート、ミニマルアートの先駆者として知られるアーティストのひとり。下級職員として務めたニューヨーク近代美術館でロバート・ライマンやダン・フレヴィンらと知り合い、1960年代にグリッドで構築化された油絵の制作を始めた。2007年に逝去するまで、グリッドによるマトリックスの生成をテーマに据え、幾何学的なパターンを多様に配置した作品の制作を約50年間にわたって続けた。

『Lines and color』展では、ルウィットが生涯にわたって追究したグリッドを用い、色と線によって構成した1975年の作品『Lines and color』を展示。会場では、ルウィットが「絵画でも彫刻でもなく、そのどちらでもありうる、『構成』としてのみ名づけられる」と語った、不安定な線と色彩で幾何学的に構成された空間が展開される。

イベント情報

Sol Lewitt
『Lines and color』

2015年7月15日(水)~10月12日(月・祝)
会場:東京都 表参道 CoSTUME NATIONAL LAB
時間:11:00~19:00
料金:無料

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