『松竹120周年祭』で日本初公開の小津作品『晩春』デジタル修復版含む23本

特集上映『松竹120周年祭』が、東京・東銀座の東劇で10月10日からスタートする。

同イベントは、松竹の創業120周年を記念して開催。同社に所属していた監督作品のデジタル修復版の上映と、『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』シリーズのセレクト上映が行われる。

デジタル修復版の上映作品は、共に日本初公開される小津安二郎監督『晩春』と溝口健二監督『残菊物語』のほか、大島渚監督『青春残酷物語』、木下惠介『カルメン故郷に帰る』など9作品。『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』シリーズのセレクト上映では、『釣りバカ日誌』シリーズの最終作『釣りバカ日誌20 ファイナル』や、マドンナ役に吉永小百合を迎えた『男はつらいよ』シリーズ第9作目『男はつらいよ 柴又慕情』など、それぞれ7作品が上映される。

また、『松竹120周年祭』と連動して、東京・神保町シアターでは9月19日から特集企画『松竹120周年記念 百花繚乱―昭和の映画女優たち』が開催される。同イベントでは、2000年に閉鎖した松竹大船撮影所に所属していた女優が出演している作品を上映するほか、1936年に閉鎖した松竹蒲田撮影所で制作されたサイレント映画をピアノの生演奏付きで上映する。上映作品などの詳細は、オフィシャルサイトの続報を待とう。


イベント情報

『松竹120周年祭』

2015年10月10日(土)~10月30日(金)、11月7日(土)~11月27日(金)
会場:東京都 東銀座 東劇
上映作品:
『残菊物語』(監督:溝口健二)
『青春残酷物語』(監督:大島渚)
『カルメン故郷に帰る』(監督:木下惠介)
『彼岸花』(監督:小津安二郎)
『お早よう』(監督:小津安二郎)
『秋日和』(監督:小津安二郎)
『晩春』(監督:小津安二郎)
『秋刀魚の味』(監督:小津安二郎)
『東京物語』(監督:小津安二郎)
『釣りバカ日誌』(監督:栗山富夫)
『釣りバカ日誌5』(監督:栗山富夫)
『釣りバカ日誌6』(監督:栗山富夫)
『釣りバカ日誌7』(監督:栗山富夫)
『釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇』(監督:本木克英)
『釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪』(監督:朝原雄三)
『釣りバカ日誌20 ファイナル』(監督:朝原雄三)
『男はつらいよ』(監督:山田洋次)
『男はつらいよ 柴又慕情』(監督:山田洋次)
『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(監督:山田洋次)
『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(監督:山田洋次)
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(監督:山田洋次)
『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』(監督:山田洋次)
『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』(監督:山田洋次)
料金:デジタル修復版1,300円 『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』セレクト上映1,100円 シニア1,100円 小・中・高校生1,000円 障がい者手帳をお持ちの方と同伴者2名まで1,000円

イベント情報

『松竹120周年記念 百花繚乱―昭和の映画女優たち』

2015年9月19日(土)~10月23日(金)
会場:東京都 神保町シアター

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