森田剛&りえ&良々『ビニールの城』、演出が蜷川幸雄から金守珍に

蜷川幸雄が演出予定だった舞台『ビニールの城』の演出を金守珍が担当することがわかった。

1954年生まれ東京出身の金守珍は、蜷川スタジオを経て俳優として唐十郎主宰の「状況劇場」に所属。1987年に自身の劇団・新宿梁山泊を設立した。『ビニールの城』には出演者として名を連ねていたが、蜷川の逝去を受けて演出を手掛けることになった。同公演は「芸術監督 蜷川幸雄・追悼公演」として上演される。

8月6日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される『ビニールの城』は、唐十郎の戯曲をもとにした公演。人形しか愛せない腹話術師の朝顔、朝顔を激しく求める女・モモ、モモへの無償の愛から腹話術の人形・夕顔に自身を投影させていく男・夕一が織り成す物語が描かれる。朝顔役には森田剛、モモ役に宮沢りえ、夕一役に荒川良々がキャスティングされている。チケットの一般発売は6月19日からスタート。

イベント情報

シアターコクーン・オンレパートリー2016
『ビニールの城』

2016年8月6日(土)~8月29日(月)全28公演
会場:東京都 渋谷 Bunkamuraシアターコクーン

作:唐十郎
演出:金守珍
監修:蜷川幸雄
出演:
森田剛
宮沢りえ
荒川良々
江口のりこ
大石継太
鳥山昌克
柳憂怜
石井愃一
金守珍
六平直政
ほか
料金:S席11,500円 A席9,000 コクーンシート6,000円

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