維新派・松本雄吉の追悼上映、ドキュメンタリーや公演記録映像など18本

特集上映『松本雄吉追悼特集』が、11月5日から大阪・シネ・ヌーヴォ、シネ・ヌーヴォXで開催される。

今年6月に逝去した演出家の松本雄吉。1970年に劇団維新派を結成し、セリフのほとんどを単語に解体して、5拍子や7拍子のリズムに乗せて大阪弁で語る「ヂャンヂャン☆オペラ」と呼ばれる表現スタイルを確立した。

松本を追悼する同イベントでは、役者としての姿や、海外公演でオーストラリア、アイルランド、ブラジルを旅する松本を捉えた『特別編集版~松本雄吉さんと歩く』を日本初上映。さらに井筒和幸の別名義である井筒和生監督によるドキュメンタリー『足乃裏から冥王まで』や、『十五少年探偵団 ドガジャガドンドン』などの維新派の公演の記録映像を含む全18本を上映する。

なお来年の1月に20周年を迎えるシネ・ヌーヴォは、松本が棟梁となって維新派メンバーによって内装、外装が施工されたという。初日の11月5日には演劇評論家の小堀純、建築家の稲村純、映画監督の高岡茂らを迎えたトークイベントを開催。上映スケジュールなどの詳細は『松本雄吉追悼特集』の特設サイトで確認しよう。

イベント情報

『松本雄吉追悼特集』

2016年11月5日(土)~11月18日(金) 会場:大阪府 シネ・ヌーヴォ、シネ・ヌーヴォX
上映作品: 『特別編集版~松本雄吉さんと歩く』(監督:高岡茂) 『足乃裏から冥王まで』(監督:井筒和生) 『阿呆船 さかしまの巡礼』(監督:康浩郎) 『京都鬼市場・千年シアター』(監督:小川紳介) 『蜃気楼劇場』(監督:杉本信昭) 『高丘親王航海記』 『十五少年探偵団 ドガジャガドンドン』 『虹市』 『青空』 『水街』 『ナツノトビラ』 『nostalgia~《彼》と旅をする20世紀三部作 #1』 『呼吸機械~《彼》と旅をする20世紀三部作 #2』 『台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき~《彼》と旅をする20世紀三部作 #3』 『夕顔のはなしろきゆふぐれ』 『MAREBITO』 『透視図』 『トワイライト』 料金: 前売 1回券1,200円 3回券3,000円 当日 一般1,400円 学生1,200円 シニア1,100円 会員・高校生以下1,000円 一般3回券3,300円 シニア3回券3,000円 会員3回券2,700円
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