ケルティック能『鷹姫』が、2017年2月16日に東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールで上演される。
横道萬里雄作の『鷹姫』は、『ノーベル文学賞』を受賞したアイルランドの詩人・劇作家のウィリアム・バトラー・イェイツが、能に影響を受けて創作した戯曲『鷹の井戸』をもとにした新作能。外国人原作による今なお演じ続けられている唯一の演目だという。
日本とアイルランドの外交関係樹立60周年を記念した同公演。アイルランドからケルティックコーラスグループANUNAを招聘し、人間国宝の能楽師・梅若玄祥らとのコラボレーションによる新たな演出で上演する。演出は梅若とANUNAのリーダーを務めるマイケル・マクグリンが担当。梅若はこれまでも『オデュッセイア』を能に仕立てた『冥府行~ネキア』をギリシャの古代円形劇場で上演するなど、国内外で活動を展開している。チケットは現在販売中だ。