約5千点を遺した画家・山田正亮、制作ノートも初公開する回顧展

展覧会『endless 山田正亮の絵画』が、12月6日から東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催される。

1929年に東京で生まれた画家の山田正亮は、1943年に陸軍の製図手養成所に入所。戦後から絵画作品の制作に取り組み、2010年に没するまでに約5千点を遺した。今年10月にはイギリスのアートフェア『Frieze Masters』内でも個展が行なわれた。

山田の画業を振り返る『endless 山田正亮の絵画』展では、約40年にわたって継続されたシリーズ『Work』や、終戦後の1948年から制作された静物画の連作『Still Life』、左目の手術を経た1997年から着手されたシリーズ『Color』など約230点の絵画作品を展示。会場では、生前は非公開となっていた50冊超の制作ノートが初公開されるほか、山田のアトリエの雰囲気を体感できるスペースも設けられるという。

なお期間中には、アーティストの石田尚志らが登壇する講演会やギャラリートークも予定されている。詳細は東京国立近代美術館のオフィシャルサイトを確認しよう。

イベント情報

『endless 山田正亮の絵画』

2016年12月6日(火)~2017年2月12日(日) 会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館
時間:10:00~17:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、12月28日~1月1日、1月10日 料金:一般1,000円 大学生500円 ※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
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