
映画『人生フルーツ』が1月2日から東京・ポレポレ東中野で公開される。
同作は東海テレビ放送が制作したドキュメンタリー作品を劇場上映する『東海テレビドキュメンタリー劇場』シリーズの第10弾。ニュータウンの一角に雑木林を育てる夫婦を捉えた作品となる。
1925年生まれの夫・津端修一は、阿佐ヶ谷住宅などの団地設計を手掛けた建築家。自然との共生を目指すニュータウンを計画したが、高度成長期の流れにより実現を見なかった。同作では1928年生まれの妻・英子と共に約50年にわたって自宅周辺の里山回復に務め、数十種の野菜や果実を栽培する津端の姿を記録する。
ナレーターは樹木希林。プロデューサーを『ヤクザと憲法』などの阿武野勝彦、監督を『神宮希林 わたしの神様』の伏原健之がそれぞれ担当した。