現代インドを捉える写真家ダヤニータ・シン『インドの大きな家の美術館』展

展覧会『ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館』が、5月20日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。

1961年にインド・ニューデリーで生まれた写真家のダヤニータ・シン。欧米の雑誌のカメラマンとしてキャリアをスタートしたが、外国人が好むエキゾチックで貧しいというステレオタイプなインドの姿に疑問を抱いたシンは、1990年代後半にフォトジャーナリストの仕事を辞め、アーティストとしての活動を開始した。近年は移動式美術館「インドの大きな家の美術館」を考案し、2016年までに10以上の「美術館」を制作しているという。

東京都写真美術館の総合開館20周年を記念して開催される同展。シンの初期作『マイセルフ・モナ・アハメド』『第3の性(ポートフォリオ)』『私としての私』や、近作『セント・ア・レター』、最新作を紹介する。

会期中にはシンの講演会や写真家・畠山直哉の講演会を開催。参加方法などの詳細は東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

『ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館』

2017年5月20日(土)~7月17日(月・祝) 会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館 2階展示室
時間:10:00~18:00(木、金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜) 料金:一般800円 学生700円 中高生・65歳以上600円 ※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※第3水曜は65歳以上無料

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