画僧・雪村の展覧会『雪村 ―奇想の誕生』、尾形光琳、酒井抱一らの作品も

『夏季特別展「雪村 ―奇想の誕生」』が、8月1日から滋賀・甲賀のMIHO MUSEUMで開催される。

室町時代後期から戦国時代にかけて活動した画僧の雪村。中国画を手本にしていた時代に、伝統的な様式をはみ出した人物画や山水画を制作したことから、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳らに代表される「奇想」の系譜の端緒とされる。

雪村の回顧展となる同展は、「序章 東国の画家 雪村」「第1章 常陸時代 画僧として生きる」「第2章 小田原・鎌倉時代 独創的表現の確立」「第3章 奥州滞在 雪村芸術の絶頂期」「第4章 身近なものへの眼差し」「第5章 三春時代 筆力衰えぬ晩年」「特別コーナー 光琳が愛した雪村」「第6章 雪村を継ぐ者たち」で構成。海外からの作品を含む雪村の作品約90点に加えて、尾形光琳、酒井抱一、狩野芳崖といった雪村から影響を受けたとされる後代の関連作品約30点を展示する。

会期中には公開講座『雪村が与えたインパクト(仮)』といったイベントを開催。詳細はMIHO MUSEUMのオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

『夏季特別展「雪村 ―奇想の誕生」』

2017年8月1日(火)~ 9月3日(日) 会場:滋賀県 甲賀 MIHO MUSEUM
時間:10:00~17:00(入館は閉館の1時間前まで) 休館日:月曜 料金:一般1,100円 高大生800円 小中生300円 ※会期中展示替えあり

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