
上映企画『LGBT映画特集』が、7月1日から東京・ユジク阿佐ヶ谷で開催される。
LGBTの人々を描く映画を上映する同特集。ラインナップは、『ムーンライト』『ブエノスアイレス』『バッド・エデュケーション』『シングルマン』『キャロル』の5作品となる。
『ムーンライト』は、黒人の主人公・シャロンが唯一の親友であるケヴィンに様々な思いを抱く姿を描き、『第89回アカデミー賞』で作品賞を含む3冠を獲得。ウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』はアルゼンチンを舞台にゲイのカップルを描いた作品だ。『バッド・エデュケーション』は、ゲイであることを公表しており、保守的な神学校で少年時代を過ごしたというペドロ・アルモドバル監督の半自伝的作品。『シングルマン』はファッションデザイナーのトム・フォードが初めてメガホンを取った長編映画で、恋人を失い自殺を企てる主人公を描いている。『キャロル』は、パトリシア・ハイスミスが別名義で刊行した小説を原作に、デパートで働く女性・テレーズと、関係の冷めた夫を持つ女性・キャロルとの恋愛を描く。
