デイヴィッド・シュリグリーの日本初大規模個展 多様な活動を包括的に紹介

日本初の大規模個展『デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」』が、10月14日から茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。

デイヴィッド・シュリグリーは、日常の場面を題材に、ブラックユーモアを含んだドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真など様々な作品を制作しているイギリス出身の現代美術アーティスト。2013年に『ターナー賞』にノミネートされたほか、昨年にはロンドン・トラファルガー広場のパブリックアートプロジェクト『第4の台座』に、立てた親指をかたどった約7メートルのブロンズ彫刻『リアリー・グッド』が選出され、話題を集めた。

『ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ』では、多数のドローイングからアニメーション映像、はく製の彫刻、コンセプチュアルな作品まで、シュリグリーの多様な活動を包括的に紹介。スペイン語と英語で制作されたネオン作品の日本語版を発表するほか、今までに商品化されたTシャツを一堂に集め、インスタレーションとして展示する。さらに『リアリー・グッド』のバルーン版が世界に先駆けて初公開される。

会期初日の10月14日にはデイヴィッド・シュリグリーが来日し、自身の作品について語るアーティストトークを開催。また会期中はイギリス人の英語教師を招いて、出品作品を題材に英語を学ぶ企画『シュリグリーで英語レッスン』も行なわれる。

なお同展はブリティッシュ・カウンシルの企画による国際巡回展。これまでにメキシコ、チリ、韓国、ニュージーランドを巡回している。日本では水戸芸術館のみでの開催で、巡回作品に新作や新規インスタレーションを加えたオリジナルバージョンの展示内容となる。

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