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キプロスで曼荼羅のような写真を撮影、宇佐美雅浩『Manda-la in Cyprus』展

左:『ゼフラ・ネヴザット 南側、マリア 2017』、右:『アナスタシス・パヴル 北側、ガストリア / カレジック 2017』 ©USAMI Masahiro
左:『ゼフラ・ネヴザット 南側、マリア 2017』、右:『アナスタシス・パヴル 北側、ガストリア / カレジック 2017』 ©USAMI Masahiro

宇佐美雅浩の個展『Manda-la in Cyprus』が本日2月21日から東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催されている。

1972年生まれの現代美術家・宇佐美雅浩は、1997年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業。中心となる人物の周囲に、その人物の世界観を表す物や人々を仏教絵画の曼荼羅のように配置し、一枚の写真に収めるプロジェクト『Manda-la』を大学在学中から続けている。撮影現場へ何度も赴き、リサーチや人々との対話を重ねながら1枚の写真を撮影するスタイルで、これまでに福島や気仙沼、広島などで作品を制作してきた。

同展では、2017年に欧州文化首都に選ばれたキプロスのパフォスから『パフォス2017』公式プログラムとして個展実施の依頼を受け、1年間かけて制作された作品『Manda-la in Cyprus』を展示する。

『Manda-la in Cyprus』について宇佐美は「ギリシャ正教徒であるギリシャ系キプロス人と、イスラム教徒であるトルコ系キプロス人。両地域の人々が分断されている現状と過去の歴史を乗り越え未来を作ろうと模索している姿は、現在の世界の状況や、西側諸国とイスラム諸国の問題ともリンクする。この小さなキプロスから何か少しでも世界中の人々が共感し、考えてもらえるきっかけとなる作品を作れないかと思った」と語っている。

2月24日には、宇佐美雅浩とキュレーターの菊田樹子によるトークイベントが行われる。

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