「フィクションとしての考古学」がコンセプト D・アーシャムの新作個展

ダニエル・アーシャムの個展『Architecture Anomalies』が、5月23日から東京・渋谷のNANZUKAで開催される。

1980年にアメリカ・オハイオ州で生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動するダニエル・アーシャム。「フィクションとしての考古学」を意味する「Fictional Archeology」というコンセプトに基づいた立体作品やペインティング、インスタレーション、パフォーマンスなどを制作しており、これまでにMoMA PS1やニュー・ミュージアムなどで作品の発表を行なっている。また近年は映像作品の制作にも精力的に取り組み、『Future Relic』と題した短編映画のシリーズを発表している。

『Architecture Anomalies』展では「科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む構造」をテーマにした新作を展示。浸食した壁、壁と同化した布、「身体性を連想させるだけの布」といったインスタレーションを中心に構成される予定だ。

なお5月23日に作家を囲んだオープニングレセプションが、NANZUKAと東京・六本木のギャラリー・ペロタン東京の2会場で同時開催。ギャラリー・ペロタン東京では同日からアーシャムの個展『COLOR SHADOWS』が行なわれる。

イベント情報

ダニエル・アーシャム
『Architecture Anomalies』

2018年5月23日(水)~6月30日(土) 会場:東京都 渋谷 NANZUKA 時間:11:00~19:00 休廊日:日、月曜、祝日
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