映画『ダンスウィズミー』にやしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシら

映画『ダンスウィズミー』の追加キャストが発表された。

2019年夏に公開される同作は、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』などで知られる矢口史靖監督にとって初のミュージカルコメディー。催眠術によって、音楽を聴くと歌って踊らざるを得ない身体になってしまう主人公・鈴木静香役を三吉彩花が務めることが発表されていた。

今回発表された追加キャストは、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明。やしろ優は催眠術のサクラとして舞台上で催眠術にかかったふりをする斎藤千絵役、chayは謎のストリートミュージシャン・山本洋子役、三浦貴大は静香の先輩にあたるエリート社員・村上涼介役、ムロツヨシは催眠術師の捜索をする興信所の調査員・渡辺義雄役、宝田明は静香に催眠術をかけるマーチン上田役をそれぞれ演じる。

主演の三吉は撮影を終え、「歌とダンスとお芝居の3つをこなす事が大変でしたけど、すごく充実した時間を過ごし、成長させてもらいました。矢口組の現場は誰も怒る人がいなかったですし、楽しい雰囲気で、それは矢口監督の優しい人柄かと思います。携わることが出来て本当によかったです」とコメントしている。撮影は7月24日から10月4日にかけて、東京、千葉、埼玉、新潟、函館などで実施された。

やしろ優のコメント

「この役の雰囲気、やしろに似てるからオーディション行っておいで!」という、マネージャさんのこの一言で始まりオーディションを受けました。矢口監督は最初からとても優しくて、緊張してるはずなのにすごく笑顔になれました。合格!と連絡が来た時は、また矢口監督にお会い出来る事がまず嬉しかったです。しかし初めての大役としての出演、「これはドッキリではなかろうか…」と思ったので、しばらくは親にも報告しなかったです(笑)今回の役は本当にステキで誇りを持てる役なので、まさに夢のようでした。

chayのコメント

演技未経験のまま飛び込んで最初はどうなることかと思っていました。
更に、今回の山本洋子役はかなり強烈なキャラだったので、「大丈夫かな・・・」と不安だったのですが、始まってみたらあっという間で、とにかく毎日が楽しかったです。
矢口監督はとても穏やかな方で、でも的確な一言で誘導してくださり、楽しく演じることが出来ました。
三吉さんは女優・モデル、やしろさんはお笑い芸人、私は歌手と、接点もなく異色の3人でしたが、初日から仲良くなることができて、ご飯に行ったり、一緒に遊びに行ったり大切な仲間ができました。

三浦貴大のコメント

ここまで最初から最後までハッピーな映画はないと思います。芝居をしていて新鮮で楽しいばかりの現場でした。矢口監督は普段多くの事をおっしゃる方ではありませんが、部分的に端的に伝えて頂けるので、演じる上での不安な部分を払拭してくださり大変有難かったです。幸せな気分になれる作品だと思います。音楽のチカラもあり、より幅広い人に楽しめる作品になっていると思います。

ムロツヨシのコメント

最後のカットを撮影したあと、「もう少し矢口組にいたいな」というのが率直な感想でした。緊張感はありつつも、安心感もあるし、やりにくいわけではないし、すごく楽にできるわけでもない、というほどよい感じでピリピリではない、いい緊張感が漂っていました。三吉さんという若い女優さんの主演ということで、しっかり支えようというスタッフさんであったり、とてもいい空気の撮影現場でした。だからこそ、もう少し矢口組の撮影にどっぷりつかってみたかったです。印象に残っているのは、クランクインの日に早めに着いたので私服で待っていたら、監督に「その服いいですね」と言われ、私服がラストシーンで衣装に採用されました。自分で選んだ服で映画に出演するのが初めてで“私服デビュー”だったので、とても印象深いです(笑)

宝田明のコメント

17年前に『ウォーターボーイズ』、その3年後に『スウィングガールズ』を観て、ストーリーの新鮮な展開や、見事な牽引力で観客が楽しめる作品を作り上げた腕の確かさに感服した。今回、私に白羽の矢を立ててくれた矢口監督は音楽のシーンでは綿密に練りあげられた絵コンテをキャストスタッフに配布し、撮影がスムーズに運ぶ。つまり監督の頭の中には既に編集された映像が完成されており、それはまるで成瀬巳喜男監督や、小津安二郎監督を思わせる鬼才と云えよう。

作品情報

『ダンスウィズミー』

2019年夏に全国公開
監督・脚本:矢口史靖 出演: 三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大 ムロツヨシ 宝田明 配給:ワーナー・ブラザース映画
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