オンラインで仏映画を楽しむ『MyFFF』 レオス・カラックス監督作など28本

オンライン上映イベント『第9回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』が1月18日から開催される。

「若手映画制作者によるフランス映画のショーケース」というコンセプトを据えて実施される『マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』。選出された作品はイベントのオフィシャルサイトに加え、iTunesなど各動画配信サイトでオンライン配信されるほか、複数地域でのスクリーン上映、機内上映を実施する。9回目を迎える今回はコンペティション部門に長編、短編映画が各10作品ずつ出品され、最大で28作品が配信予定。60分以下の短編映画の配信は無料となる。期間は2月18日まで。

配信作品には、「クラシック作品」枠となるレオス・カラックス監督の『汚れた血』をはじめ、ブノワ・ポールヴールド主演のコメディー『勤務につけ!』、ベルギーの女性予審判事に密着したドキュメンタリー『神よ、お助けを!』、フランス初の女子サッカーチームの誕生を描いた『ピッチの上の女たち』、ゲイの青年の自暴自棄な生活と愛を求める様を映し出す『ソヴァージュ』などがラインナップ。コンペティション部門には映画監督審査員賞、ラコステ賞観客賞、外国報道機関賞の3つの賞が用意されており、『第9回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』のオフィシャルサイトではラコステ賞観客賞への投票を受け付ける。

またコンペティション部門の審査員には『神様メール』のジャコ・ヴァン・ドルマル、『きみへの距離、1万キロ』のキム・グエン、『リベンジ』のコラリー・ファルジャ、『第31回東京国際映画祭』で東京グランプリを受賞した『アマンダ』のミカエル・アースらが名を連ねる。

なお特集上映『スクリーンで見よう マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』が1月25日から東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で行なわれるほか、「旅する映画館café de cinéma」企画の短編上映会が都内各地で実施予定。

イベント情報

『第9回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』

2019年1月18日(金)~2月18日(月)
上映作品: 『勤務につけ!』(監督:カンタン・デュピュー) 『神よ、お助けを!』(監督:ジャン・リボン、イヴ・イナン) 『ギャスパール、結婚式へ行く』(監督:アントニー・コルディエ) 『ディアーヌならできる』(監督:ファビアン・ゴルジュアール) 『ソヴァージュ』(監督:カミーユ・ヴィダル=ナケ) 『ピッチの上の女たち』(監督:ジュリアン・アラール) 『フェイク・タトゥー』(監督:パスカル・プラント) 『汚れた血』(監督:レオス・カラックス) 『花々』(監督:バティスト・プティ=ガッツ) 『青い犬』(監督:ジェレミー・トルイ、ファニー・リアタール) 『夜明け』(監督:ジュリアン・トゥローマン) 『野獣』(監督:ジェレミー・コント) 『一人の男、私の息子』(監督:フロラン・グエルー) 『コレクション』(監督:エマニュエル・ブランシャール) 『ジュディット・ホテル』(監督:シャルロット・ルボン) 『ワイルド・ラブ』(監督:ポール・オートリック、カンタン・カミュ、レア・ジョルジュ、マリカ・ローデ、ゾエ・ソティオー、コレンタン・イヴェルニオー) 『小さな手』(監督:レミ・アリエ) 『私たちの愛は誰にも負けない』(監督:ロール・ブルドン=ザラデール) 『7つめの大陸』(監督:ノエ・ドゥブレ) ほか
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