『長くつ下のピッピ』作者の恋と過酷な運命 映画『リンドグレーン』予告

映画『リンドグレーン』の予告編と場面写真が公開された。

12月7日から公開される同作は、『長くつ下のピッピ』『やかまし村の子どもたち』『ロッタちゃん』シリーズで知られる作家アストリッド・リンドグレーンの半生を描いた作品。スウェーデンのスモーランド地方で育った率直で自由奔放なアストリッドは、やがて文才を見込まれて地方新聞社で働き始めるが、その才能を開花させた矢先に彼女の人生が予期せぬ方向へと進んでいくというあらすじだ。アストリッド役にアルバ・アウグストがキャスティング。

公開された予告編では「親愛なるアストリッド、なぜ子どもの気持ちがよく分かるんですか?」という言葉をはじめ、アストリッドが「新聞社がお前を助手にしたいと」と告げられる姿、男性が「君は輝く星だ」「愛してるアスリッド」と語りかける様子、アストリッドが「歓迎してくれるまで帰らない、娘と孫を」と声を荒げる場面や子供とベッドに横たわるシーンなどが確認できるほか、「道ならぬ恋、そして待ち受ける過酷な運命」というコピーが使用されている。

また場面写真には、アストリッドが1人で踊る姿や、三つ編みを切ってショートカットになったアストリッドが自転車に乗るシーン、男性が目を閉じた彼女の顔に手を添える様子、アストリッドと子供が草むらで仰向けになる場面などが写し出されている。

作品情報

『リンドグレーン』

2019年12月7日(土)から岩波ホールほか全国順次公開
監督:ペアニレ・フィシャー・クリステンセン 脚本:キム・フォップス・オーカソン、ペアニレ・フィシャー・クリステンセン 出演: アルバ・アウグスト マリア・ボネヴィー マグヌス・クレッペル ヘンリク・ラファエルセン トリーネ・ディアホム 上映時間:123分 配給:ミモザフィルムズ
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