
映画『ルース・エドガー』が5月15日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。
J・C・リーの戯曲『Luce』を原作とする同作は、「完璧な優等生」の「知られざる真実」に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実を抉る作品。模範的な若者として学校や地域の誰からも愛されている黒人の高校生ルースの順風満帆な日常が、ある課題のレポートをきっかけに大きく揺らぎ出すというあらすじだ。
文武両道に秀でスピーチやユーモアのセンスにも長けた17歳のルース役にケルヴィン・ハリソン・Jrがキャスティング。ルースと激しく敵対するアフリカ系の女性教師ウィルソン役をオクタヴィア・スペンサー、ルースの養父母役をナオミ・ワッツ、ティム・ロスが演じた。監督はジュリアス・オナー。