市原佐都子が主宰する劇団Q、舞台『妖精の問題』のオンライン公演を開催

劇団「Q」の舞台『妖精の問題』のオンライン公演が5月16日14:00、5月17日14:00からZoomで上演される。

市原佐都子が主宰、作、演出を務める劇団として2011年に始動したQ。市原は2011年に『虫』で『第11回AAF戯曲賞』を受賞、2020年に『バッコスの信女ーホルスタインの雌』で『第64回岸田國士戯曲賞』を受賞し、2016年には文芸誌「すばる」で小説家デビューも果たしている。

2017年に初演を行ない、その後様々な都市で再演されている『妖精の問題』。2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件をきっかけに、作家自身の中に存在する優生思想と日本社会での生き辛さを見つめ、できるだけ偽善的でない方法であらゆる「生」を肯定するという試みのもとで制作されたとのこと。

過去の公演では、1部は落語「ブス」、2部は歌唱「ゴキブリ」、3部はセミナー「マングルト」とそれぞれ異なった物語とスタイルで構成されていたが、今回はオンラインでの上演のため、出演者や内容を再構成。タイトルの「妖精」は「みえないもの」の隠喩となる。

出演者は、遠藤早菜、竹中香子、寺田華佳、西田夏奈子、日高啓介、山根瑶梨。映像出演として山村崇子(青年団)もキャストに名を連ねている。音楽は額田大志(東京塩麹、ヌトミック)が担当。参加費は999円で、peatixからチケットを購入することができる。上演時間は約130分。詳細はQのホームページで確認しよう。

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