ミア・ハンセン=ラヴ監督の初期作をオンライン上映、『肌蹴る光線』開催

映画上映イベント『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』が、5月23日から24日まで、オンライン開催される。

『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』は、上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映シリーズ。第8回目となる今回は、ミア・ハンセン=ラヴ監督による2006年の映画『すべてが許される』を上映する。

『すべてが許される』の英題は『ALL IS FORGIVEN』。仕事もせず、自堕落な生活を送る男・ヴィクトールと、妻のアネット、その娘・パメラの、ウィーンでの暮らしから幕を開ける。『EDEN』『未来よこんにちは』などで知られ、新作『Bergman Island』の公開も控えるミア・ハンセン=ラヴ監督が25歳の若さで撮影した第1長編で、のちにギヨーム・ブラック監督『女っ気なし』や、黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』などに出演する女優、コンスタンス・ルソーが主演の1人に名を連ねている。劇中ではThe Raincoatsの楽曲が多数使用された。

オンライン上映は5月23日18:00~5月24日18:00にVimeoで開催。本日から発売中のPeatixのチケット購入者に、本編視聴リンクとパスワードが送られる。なお今回上映される映像には英語字幕のみがついており、別途日本語版採録シナリオのダウンロードリンクを提供。仏語から日本語への翻訳は、松井宏が担当した。

またチケット購入者には、日本のバンド・フレディーマーズが今回の『すべてが許される』上映に寄せて制作したオリジナル楽曲“さよならブルドッグ”の楽曲ダウンロードリンクも提供される。

今回のアナウンスで、これまで7回の上映会を行なってきた『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』が、第8回の企画をもって第1シーズンを終了することも発表。まず『すべてが許される』を5月23日~5月24日にオンライン上映し、夏以降に京都・誠光社と東京・アップリンク渋谷で、改めて同作を1回ずつ上映したのち、第1シーズンを閉じる。詳しい経緯や今後の展望については、Peatixやイベントのウェブサイトをチェックしよう。

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