レコチョクとタワレコが設立した「エッグス」アーティスト支援サービス開始

「エッグス」によるインディーズアーティストのサポートサービス「TOWER CLOUD」がスタートした。

エッグスは、レコチョクとタワーレコードが2015年から展開してきたインディーズアーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」の本格的な事業化を目的に2019年に設立。インディーズを中心とした2万組以上のアーティストと30万人以上のリスナーが出会う無料音楽プラットフォーム「Eggs」を継続して運営してきた。

「TOWER CLOUD」は、楽曲を無料登録するだけで、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、レコチョクなど世界167か国と地域の音楽配信ストアで楽曲を販売することができるサービス。アーティストは販売・再生に応じて収益を得ることが可能となるほか、登録された全ての音源をスタッフが視聴することでタワーレコードでのCD販売のチャンスも生まれるという。

さらに登録した音源を使ったCDの制作・プレス委託をはじめ、全国80店のタワーレコードの店頭・タワーレコードオンラインでの販売、クラウドファンディングなどでのマネタイズの機会も提供。店頭展開によるアーティスト紹介、「タワーレコード オンライン」「Mikiki」「Eggs」などウェブでの紹介、フリーマガジン『bounce』でのピックアップ、SNSでの情報発信といったプロモーション支援などアーティスト活動をトータルにサポートする。

また5月25日から8月末までアーティストの活動を「未来に繋げるための取り組み」として「TOWER CLOUD Scholarship」キャンペーンを実施。「TOWER CLOUD」から新規配信申請をしたアーティストの中から最大100組に活動サポートを目的とした「奨楽金」10万円が贈られる。「奨楽金」は配信収益のアドバンス扱いとなり、1年間の配信収益と相殺。

Twitterではタワーレコードのバイヤーが「Eggs」登録アーティストからアーティストを発掘し、手書きポップ付きで毎日1アーティストを紹介していく「Eggsレコメン!」もスタート。詳細は「TOWER CLOUD」のオフィシャルサイトで確認しよう。

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