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宮崎駿の北米初回顧展が来年4月に開催、アカデミー映画博物館オープン記念

『風の谷のナウシカ』(1984)イメージボード 宮崎駿 ©1984 Studio Ghibli・H
『風の谷のナウシカ』(1984)イメージボード 宮崎駿 ©1984 Studio Ghibli・H

『宮崎駿展』が現地時間2021年4月30日からアカデミー映画博物館 Marilyn and Jeffrey Katzenbergギャラリーで開催される。

2021年4月30日にアメリカ・ロサンゼルスにオープンするアカデミー映画博物館の開館記念企画展として行なわれる『宮崎駿展』は、スタジオジブリの企画制作協力で宮崎駿監督に焦点を当てた北米初の回顧展。キュレーションはアカデミー映画博物館キュレーターのジェシカ・ニーベルとアシスタントキュレーターのJ・ラウル・グズマンが担当する。

会場では『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』から海外初出品のものを含むオリジナルイメージボード、キャラクターデザイン、絵コンテ、レイアウト、背景画、ポスター、セルなど約300点以上の展示や、フィルムクリップの大型投影が行なわれる。

また宮崎駿監督の世界をイラストレーションと共に味わえる256ページにおよぶカタログを販売。初期のテレビ作品から全11本の長編映画までの制作資料や、鈴木敏夫(スタジオジブリ)による序文、ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフクリエイティブオフィサーであるピート・ドクター、映画評論家ダニエル・コーテンシュルテ、ジェシカ・ニーベルによるエッセイ、図版付きフィルモグラフィーが収録される。

館内の劇場では日英両言語での映画上映や公開プログラムを展開するほか、関連グッズも販売される。

鈴木敏夫(スタジオジブリ)のコメント

アカデミー映画博物館の開館記念の展覧会に、宮崎駿展を開催いただけること、大変光栄に思います。宮崎の才能は、見たものを記憶する力です。頭の中の引き出しから記憶を引っ張り出したりし、オリジナリティの強いキャラクター、風景、建物を作り上げて来ました。今回の展示では、宮崎駿の創作活動の全てを見ていただければ幸いです。開催にあたり、ご尽力いただいたすべての方々に感謝いたします。

ビル・クレイマー(アカデミー映画博物館)のコメント

これまでの宮崎作品を網羅した展示と共に、私たちの新しい施設である「アカデミー映画博物館」を立ち上げることができ、これ以上の喜びはありません。国際的なレジェンドであり、卓越したキャリアを称えることは、私たちの門戸を開くにふさわしいものであり、アカデミー映画博物館の世界的な広がりを示すものです。

ジェシカ・ニーベル(アカデミー映画博物館)のコメント

宮崎駿監督には、人生の曖昧さや複雑さの中で、私たちがどのように人生を捉えているのかを感じ取ることができる際立った能力があります。宮崎作品の熱烈なファンはもちろん、作品をあまり知らない人も魅了できるような展覧会を、「スタジオジブリ」とのコラボレーションで開催でき、大変光栄に思っています。

『風の谷のナウシカ』(1984)イメージボード 宮崎駿 ©1984 Studio Ghibli・H
『風の谷のナウシカ』(1984)イメージボード 宮崎駿 ©1984 Studio Ghibli・H
『風の谷のナウシカ』(1984)スチール写真 宮崎駿 ©1984 Studio Ghibli・H
『風の谷のナウシカ』(1984)スチール写真 宮崎駿 ©1984 Studio Ghibli・H
『天空の城ラピュタ』(1986)背景画 ©1986 Studio Ghibli
『天空の城ラピュタ』(1986)背景画 ©1986 Studio Ghibli
『天空の城ラピュタ』(1986)イメージボード 宮崎駿 ©1986 Studio Ghibli
『天空の城ラピュタ』(1986)イメージボード 宮崎駿 ©1986 Studio Ghibli
『天空の城ラピュタ』(1986)スチール写真 宮崎駿 ©1986 Studio Ghibli
『天空の城ラピュタ』(1986)スチール写真 宮崎駿 ©1986 Studio Ghibli
『となりのトトロ』(1988)イメージボード 宮崎駿 ©1988 Studio Ghibli
『となりのトトロ』(1988)イメージボード 宮崎駿 ©1988 Studio Ghibli
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