坂本龍一の『Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020』が始動。第2弾コンプリートアートボックスが2021年3月30日にリリースされる。
今年3月に1年の活動をまとめたコンプリートアートボックス『Ryuichi Sakamoto 2019』を200点限定でリリースした坂本龍一。「坂本龍一コンサート」をコンセプトに据えた同作は、2019年の公表楽曲を収録したアナログ盤のほか、唐紙作品や肖像画、コンサートで実際に使用している愛用の香が収録された。
10月下旬予約開始予定の第2弾コンプリートアートボックスのマスターコンセプトは「凵」、デザインコンセプトは「記憶の断片」。同作を形成する3つのキーワードとして「自然回帰」「空」「はかなさ」を挙げている。アナログ盤と共に坂本が絵付けをした陶器の皿を割って作った断片を同封するほか、割る音を購入者特典の書き下ろし曲に使用するとのこと。デザイナーを緒方慎一郎(SIMPLICITY)が担当。発表とあわせてオープンした特設ティザーサイトには、緒方慎一郎が同作のコンセプトや背景などを語るインタビューが掲載されている。