山種美術館が運営支援金募るクラウドファンディング実施中

山種美術館のクラウドファンディングプロジェクト「山種美術館 コロナ禍を越え、日本画を未来に伝える活動にご支援を」が12月14日23:00までREADYFORで実施されている。

1966年に日本で初の日本画専門美術館として開館し、約半世紀にわたって、近代、現代日本画を中心とした収集、研究、公開、普及を行なってきた東京・広尾の山種美術館。新型コロナウイルスの影響による長期の臨時休館を経て、減収が続いていることから今回のプロジェクトが始動された。集まった資金は同館の運用費用として使用。単発的な「緊急支援のお願い」ではなく、今後の美術館の運営のあり方を考える1つの契機にしたいと考えているとのこと。目標金額は500万円。

支援のリターンとして、入館時の割引や展覧会、オンラインギャラリートークの招待、年間パスポートなどが用意されている。

山崎妙子(山種美術館館長)のコメント

日頃より山種美術館をご愛顧いただいている皆様、そして、臨時休館中に数多くの応援メッセージをお寄せくださいました皆様に、心より感謝申し上げます。
当館では、入館料収入を美術館運営の主要な財源としてまいりましたが、このたびのコロナ禍を機に、ご来館くださるお客様が大幅に少なくなったことにより、財源が不足する状況となっております。独立した小さな美術館が今後も生き残っていくには、自分たちのたゆまぬ努力に加え、応援してくださる皆様にお力を貸していただくことがどうしても不可欠となっております。そこで、今回のクラウドファンディングに挑戦することを決めました。
今回を機に、世界的にも貴重な文化遺産である日本美術を守るために、サポートしてくださる皆様の応援を受けながら、新たなかたちで活動を展開していきたいと思っています。
新たに生まれ変わる山種美術館にご期待いただきますとともに、是非皆様方のご支援を賜りますよう、どうかよろしくお願いいたします。

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