『NFAJ所蔵外国映画選集』開催、世界各国の映画を35mmフィルムで上映

上映イベント『NFAJ所蔵外国映画選集 2021』が、6月8日から東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。

再開館に伴い新たな会期で開催される同イベントでは、国立映画アーカイブが所蔵する外国映画の中から、これまで上映される機会の少なかった映画を中心に13作品を上映。

上映作品には、音声表現の様々な可能性を探るトーキー初期の『予審』『脱走者』、第二次世界大戦の緊迫を描いた『戦火の大地』、戦後に「赤狩り」でハリウッドを追放された映画人が残した『地の塩』、映画好きの青年を描いた1990年代アメリカのインディペンデント映画『イン・ザ・スープ』、女性同士の恋心と抑圧的な教育制度を描いたドイツ映画『制服の処女』などがラインナップ。『予審』は、国立映画アーカイブ所蔵の可燃性フィルムを不燃化して作製したニュープリントでの上映となる。

イベント情報

『NFAJ所蔵外国映画選集 2021』

2021年6月8日(火)〜6月23日(水) 会場:東京都 京橋 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
上映作品: 『予審』(監督:ローベルト・ジーオトマク) 『制服の処女』(監督:レオンティーネ・ザーガン) 『春の驟雨』(監督:パウル・フェヨシュ) 『脱走者』(監督:フセヴォロド・プドフキン) 『旅する人々』(監督:ジャック・フェデー) 『続・深夜の歌声』(監督:馬徐維邦) 『戦火の大地』(監督:マルク・ドンスコイ) 『諜報員』(監督:ボリス・バルネット) 『2エーカーの土地』(監督:ビマル・ラーイ) 『世界大藝術家シリーズ ピアノ篇 アレクサンドル・ブライロフスキイの華麗なるワルツ』(監督:マックス・オフュルス) 『たそがれの女心』(監督:マックス・オフュルス) 『地の塩』(監督:ハーバート・J・ビーバーマン) 『イン・ザ・スープ』(監督:アレクサンダー・ロックウェル) 休館日:月曜 料金:一般520円 高校生、大学生、65歳以上310円 小学生、中学生100円 ※障がい者と付添者1名、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
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