コラム

いよいよ幕を開けた2017年。昨年は杉本博司さんの『ロスト・ヒューマン』展や『トーマス・ルフ展』、『茨城県北芸術祭』などが注目を集めましたが、今年はどんなアートイベントが開催されるのでしょうか。現在までに発表されている大型展や芸術祭の情報をまとめてみました。スケジュール帳に書き込みたくなる企画が今年も盛り沢山です。ぜひチェックしてみてください。

『DAVID BOWIE is』

『DAVID BOWIE is』メインビジュアル
『DAVID BOWIE is』メインビジュアル

デヴィッド・ボウイの魅力と約50年間にわたる創作活動を、300点超の展示品から振り返る展覧会。親日家であったボウイが日本文化から受けた影響なども紹介される。会期初日の2017年1月8日は、存命であればボウイの70歳の誕生日。

イベント情報

『DAVID BOWIE is』

2017年1月8日(日)~4月9日(日)
会場:東京都 品川 寺田倉庫 G1ビル

『エリザベス ペイトン:Still life 静/生』

『Kurt Sleeping』1995 板に油彩 27.9×35.6 cm ©Elizabeth Peyton, courtesy Sadie Coles HQ, London, Gladstone Gallery, New York, neugerriemschneider, Berlin
『Kurt Sleeping』1995 板に油彩 27.9×35.6 cm ©Elizabeth Peyton, courtesy Sadie Coles HQ, London, Gladstone Gallery, New York, neugerriemschneider, Berlin

NY在住の女性作家、エリザベス・ペイトンの展覧会。ペイトンは自身にとっての憧れの存在や美を描いた肖像画を数多く発表しており、これまでにカート・コバーンを描いた作品などを発表してきた。同展が日本の美術館での初個展となる。

イベント情報

『エリザベス ペイトン:Still life 静/生』

2017年1月21日(土)~5月7日(日)
会場:東京都 品川 原美術館

『オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき』

モーリス・ドニ『ミューズたち』 1893年 油彩、カンヴァス ©Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF
モーリス・ドニ『ミューズたち』 1893年 油彩、カンヴァス ©Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF

美術学校で出会ったポール・セリュジエ、ピエール・ボナール、モーリス・ドニらを中心に1888年に結成されたグループ「ナビ派」を紹介する展覧会。オルセー美術館に収蔵されているナビ派のコレクションから約80点が展示される。

イベント情報

『オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき』

2017年2月4日(土)~5月21日(日)
会場:東京都 丸の内 三菱一号館美術館

『花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼』

中吊り広告「暮しの手帖 1世紀99号」、デザイン:花森安治、1969年2月1日刊行用、世田谷美術館蔵
中吊り広告「暮しの手帖 1世紀99号」、デザイン:花森安治、1969年2月1日刊行用、世田谷美術館蔵

雑誌『暮らしの手帖』を創刊した花森安治の展覧会。一切広告を入れず、約30年間にわたって自ら表紙画を描くなど、花森が全身全霊をかけた出版活動を「運動」として捉え、その思想を探るという。会場では稀少な資料約750点を紹介予定。

イベント情報

『花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼』

2017年2月11日(土・祝)~4月9日(日)
会場:東京都 世田谷美術館 1階展示室

『草間彌生 わが永遠の魂』

『草間彌生 わが永遠の魂』チラシビジュアル
『草間彌生 わが永遠の魂』チラシビジュアル

草間彌生が現在も取り組んでいる大型絵画シリーズ『わが永遠の魂』から約130点を日本初公開する展覧会。代表作なども織り交ぜ、初期から現在までの草間の創作活動の軌跡を辿るという。屋外展示場には「水玉ガーデン」が出現予定。

イベント情報

『草間彌生 わが永遠の魂』

2017年2月22日(水)~5月22日(月)
会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室 1E

『マルセル・ブロイヤーの家具:improvement for good』

『クラブチェア B3』 1927年 東京国立近代美術館蔵
『クラブチェア B3』 1927年 東京国立近代美術館蔵

パリのユネスコ本部やニューヨークの旧ホイットニー美術館を手掛けるなど、建築家としても知られるデザイナー、マルセル・ブロイヤーの展覧会。小さな改良を重ねながら進化を続けるブロイヤーの家具デザインに焦点を当てる。

イベント情報

『マルセル・ブロイヤーの家具:improvement for good』

2017年3月3日(金)~5月7日(日)
会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館 2F ギャラリー4

『総合開館20周年記念 山崎博 計画と偶然』

山崎博『山下洋輔 2』 「Early Works」より 1969-1974年
山崎博『山下洋輔 2』 「Early Works」より 1969-1974年

写真家・山崎博を紹介する回顧展。初期作品や未発表作品などを通して、今日的な視点から山崎の仕事を通覧するという。東京都写真美術館のウェブサイトには、山下洋輔の『ピアノ炎上』や土方巽の姿を捉えた山崎の作品が掲載されている。

イベント情報

『総合開館20周年記念 山崎博 計画と偶然』

2017年3月7日(火)~5月10日(水)
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館

ロバート・メイプルソープ写真展 ピーターマリーノコレクション『MEMENTO MORI』

『Orchid』 1988 Gelatin Silver Print ©Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.
『Orchid』 1988 Gelatin Silver Print ©Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

アメリカの写真家ロバート・メイプルソープの作品展。シャネル銀座ビルの設計などを手掛ける建築家ピーター・マリーノのプライベートコレクションから、静物、ヌード、肖像などを写した作品約90点を紹介する。4月中旬から京都に巡回予定。

イベント情報

ロバート・メイプルソープ写真展 ピーターマリーノコレクション『MEMENTO MORI』

2017年3月14日(火)~4月9日(日)
会場:東京都 銀座 シャネル・ネクサス・ホール

『ヴォルス――路上から宇宙へ』

『無題』 1942/43年 DIC川村記念美術館 グァッシュ、インク、紙 14.0×20.0cm
『無題』 1942/43年 DIC川村記念美術館 グァッシュ、インク、紙 14.0×20.0cm

ドイツに生まれ、フランスで活動した画家・ヴォルスの回顧展。DIC川村記念美術館のコレクションから、油彩、水彩、銅版画、写真などを紹介する。ヴォルスに自ら挿画を依頼したというジャン=ポール・サルトルの著作本も展示予定。

イベント情報

『ヴォルス――路上から宇宙へ』

2017年4月1日(土)~7月2日(日)
会場:千葉県 佐倉 DIC川村記念美術館

『レオナルド×ミケランジェロ展(仮)』

レオナルド・ダ・ヴィンチ『少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作』1483-85年頃、トリノ王立図書館 ©Torino, Biblioteca Reale
レオナルド・ダ・ヴィンチ『少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作』1483-85年頃、トリノ王立図書館 ©Torino, Biblioteca Reale

素描に秀でた2人の芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティを対比する日本初の展覧会。約30点の日本初公開作品を含むおよそ65点の素描、油彩画、書簡などを展示する。

イベント情報

『レオナルド×ミケランジェロ展(仮)』

2017年6月17日(土)~9月24日(日)
会場:東京都 丸の内 三菱一号館美術館

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ハリウッドザコシショウ“ゴキブリ男(Video Edit)”

ハリウッドザコシショウの歌手デビュー曲“ゴキブリ男”のPV。石野卓球が作詞・作曲・プロデュースを手がけたと知って納得。キワモノに聴こえない仕上がりには流石の一言です。コーラスにはピエール瀧も参加しており、電気グルーヴ仕様にも俄然興味が湧く。なお、卓球は「こう言っちゃなんだけど、ゴキブリの歌が売れるわけねえだろ!」とコメント。(山元)