Netflixシリーズ『イクサガミ』が11月13日から配信中。この記事ではキャストを紹介する。
『イクサガミ』とは？
岡田准一が主演、プロデューサー、アクションプランナーを務める同作は、武士の時代の終焉を迎えた明治を舞台にした今村翔吾の小説『イクサガミ』シリーズをもとにした作品。明治11年、深夜の京都・天龍寺を舞台に、主人公・嵯峨愁二郎（岡田准一）をはじめとする292人の志士たちが各自に配られた木札を奪い合い、東京に辿り着いたものに賞金が与えられる「蠱毒〈こどく〉」という名のゲームに参加する姿を描く。
監督は藤井道人、山口健人、山本透。脚本は藤井道人、山口健人、八代理沙が担当した。音楽は大間々昂。全6話。
キャスト紹介
嵯峨愁二郎役：岡田准一
木札番号一〇八
「よみがえる、伝説の人斬り」
かつて「人斬り刻舟」と呼ばれた剣の達人。コレラに罹患した妻子のため金が必要となり、蠱毒に参加する。
嵯峨愁二郎役の岡田准一
香月双葉役：藤﨑ゆみあ
木札番号一二〇
「292人中、最弱」
参加者で最も幼く、非力な少女。コレラに罹患した母を救うため、賞金目当てで蠱毒に参加する。
香月双葉役の藤﨑ゆみあ
衣笠彩八役：清原果耶
木札番号一六八
「剣しか知らぬ、女」
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義妹。女だからという理由で剣の道に生きられず、苦しみながら生きてきた。
衣笠彩八役の清原果耶
柘植響陣役：東出昌大
木札番号三三
「神出鬼没の、策士」
頭がキレる、神出鬼没な男。陽気な口調とは裏腹に、考えが読めず、他の参加者と違った行動を取る。
柘植響陣役の東出昌大
菊臣右京役：玉木宏
木札番号一二〇
「誇り高き、美しき剣豪」
「公家の守護神」と言われた元武士。戦の時代が終わり、名誉も財産も失った菊臣家の誇りを取り戻すため、蠱毒に参加する。
菊臣右京役の玉木宏
貫地谷無骨役：伊藤英明
木札番号六六
「欲しいのは、金より血」
戦いこそが生きがいの戦闘狂。敵も味方も構わず斬ることから「乱切り無骨」の異名を持ち、ただ強者との戦いを求めている。
貫地谷無骨役の伊藤英明
カムイコチャ役：染谷将太
木札番号二七七
「アイヌの神が与えた才能」
どんな矢も百発百中で命中させる、弓の名人。故郷のアイヌで奪われた土地を買い戻すため、賞金目当てで蠱毒に参加する。
カムイコチャ役の染谷将太
化野四蔵役：早乙女太一
木札番号一九八
「宿命に、決着をつけろ」
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義弟。散り散りになった兄妹を探し、宿敵を倒すため蠱毒に参加。
化野四蔵役の早乙女太一
槐役：二宮和也
「すべてを、始めし男」
参加者に蠱毒の始まりを告げ、その行く末を見守るゲームの司会進行役。正体や目的など、一切謎に包まれている。
槐役の二宮和也
川路利良役：濱田岳
「蟲毒を、捜査せよ」
日本の警察組織のトップにして、大久保利通の「左腕」。蠱毒の運営を突き止めるため、捜査を指揮する。
蹴上甚六役：岡崎体育
木札番号二九二
「我が道を行け」
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義弟。マイペースな性格で、単独行動を取っているようだがその目的は不明。
大久保利通役：井浦新
「この国の未来を、守れ」
内務卿（現代でいう総理大臣）。新時代の日本の平和を守るため、蠱毒に潜む陰謀を突き止めようとする。
前島密役：田中哲司
「電報は、剣より強し」
日本の郵便制度を作り上げた、大久保利通の「右腕」。新技術である電報を利用して、蠱毒の正体に迫ろうとする。
永瀬心平役：中島歩
大久保利通の秘書。
岡部幻刀斎役：阿部寛
参加者から「化け物」と呼ばれる白髪の剣豪。
岡部幻刀斎役の阿部寛
安藤神兵衛役：山田孝之
木札番号四
「最速の、潜入捜査官」
京都府庁第四課に所属する警察官。蠱毒を止めるべく、参加者として潜入する。「疾風の安神」と呼ばれるほどのスピードと剣の腕を持つ。
立花雷蔵役：一ノ瀬ワタル
木札番号二二六
「命をもぎ取る、怪力」
巨大な武器を操る、巨躯の男。その桁外れのパワーから生まれる攻撃で、他の参加者たちを圧倒する。
祇園三助役：遠藤雄弥
木札番号一九九
「兄弟愛は、力だ」
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義弟。今は車夫をしており、妻と息子がいる。四蔵とともに蠱毒に参加。
狭山進之介役：城桧吏
木札番号二九六
「持つものは、運のみ」
戦闘経験のない、気弱な青年。父の店がコレラの流行で経営困難になり、借金を代わりに返すために蠱毒に参加。
櫻役：淵上泰史
「最強の処刑人」
蠱毒の運営に携わる、口元に傷のある男。ゲームを監視し、ルール違反をした参加者には処罰を下す。
嵯峨志乃役：吉岡里帆
「人斬りが、最も愛した妻」
愁二郎の妻。コレラに罹患したが療養のための金がなく、命の危機にある。愁二郎の帰りを待っている。
Netflix『イクサガミ』出演者一覧
あらすじ
無意味に生きる愚か者たち。殺し合え、最後のひとりまで。
時は明治11年。華やかな文明開化の裏で新政府は廃刀令を布告し、各地にくすぶる反乱の火種を厳しく取り締まっていた。居場所を奪われる猛者たち、拡大する貧富の格差、伝染病・虎列剌（ころり）の蔓延――謎の怪文書が、全国を駆け巡る。それは、莫大な賞金をかけた“遊び”の誘いだった。会場である京都・天龍寺に集まったのは、腕に自信を持つ総勢292名。かつて伝説の剣客として恐れられていた嵯峨愁二郎（岡田准一）も、病に苦しむ妻子の治療代を工面するべく足を運ぶ。そんな彼らの前に現れた主催者・槐（二宮和也）は、「蠱毒（こどく）」と名付けられた“遊び”の詳細を明かす。「東海道を辿って東京を目指せ」「道中に設置された7つの関所は、必要点数を満たした者のみ通過可能」「その点数は、参加者に配られた木札の枚数で換算」、賞金が欲しければ皆で奪い合い、殺し合え――！号令と共にその場は一瞬にして死地と化す。次々と立ちはだかる強敵たち、そして愁二郎の過去を知る妖しい影、やがて明かされる巨大な黒幕。
命がけの争奪戦を生き残るのは一体！？
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