指揮者・飯森範親が語る、クラシック音楽のホントのところ

音楽好きなら誰もが一度は気になりつつも、なかなか本格的に踏み込んでいく機会が少ないクラシック音楽。そして様々なメディアに積極的に登場し、クラシックの普及に貢献してきた指揮者・飯森範親。彼が率いる山形交響楽団が、バイオリニスト松田理奈とともに、なんと1,000円からという破格の値段で、本格的なクラシックコンサートを体験できるという『アジア オーケストラ ウィーク2013』に出演する。

コンサートでは、音の伝わり方によるコンマ1秒以下の誤差も意識しながら演奏するといわれるプロのオーケストラ演奏者たち。そんな達人たちを束ねる、指揮者の仕事とは? 飯森のやりがいや知られざる苦労、クラシック音楽をより深く楽しむ方法について、大いに語ってもらった。

僕は根っからのポジティブ思考なので、何か言われたりしても全部いいように取っちゃうんです。たぶん指揮者って、そういう気質じゃないとやっていけない。

―いきなり素人的な質問で恐縮ですが、沢山の演奏者がいるオーケストラの中でも、指揮者って具体的に何をやっているのかが分かりづらいポジションでもありますよね。飯森さんが、指揮者を目指そうと思われた最初のきっかけは何だったのでしょうか。

飯森:『オーケストラの少女』(1937年)という映画があるのですが、それを3歳か4歳くらいのときに観たんですよ。ある少女が、危機に陥ったオーケストラを救うといったストーリーで、レオポルド・ストコフスキーという実際の指揮者が出演しているんですね。彼が指揮していたシーンが脳裏にあったのでしょうか、10歳の頃にラヴェルの“ボレロ”を聴いて、ものすごく衝撃を受けたんです。単純なリズムの中で、2種類の旋律が繰り返され、音世界が徐々に広がっていく、その15分間の体験に心から引き込まれてしまった。この曲を自分で指揮してみたいと思ったんです。

―指揮者を目指すとなると、大学などで専門のトレーニングを受けるわけですよね?

飯森:そうです。指揮者というと、「台の上で曲に合わせてタクトを振ってるだけじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、全てに基本があって、それを勉強しないとタクトを振れるようにはならないんです。例えばピアノならバイエルがあり、次にツェルニー、それからショパンのエチュードっていう具合に、段階ごとの教則本がありますよね。指揮もそれと同じで、段階的にテクニックを上げていくわけです。

『アジア オーケストラ ウィーク2013』10月6日に出演するサザン・シンフォニア
『アジア オーケストラ ウィーク2013』10月6日に出演するサザン・シンフォニア

―自分よりもずっとキャリアのある大勢の演奏者をまとめ上げ、1つの方向性に導いていく……。ある意味ではコントロールするわけじゃないですか。でも、それって指揮者としての技術だけでできるものではないですよね。最初のうちはナメられたり、陰口を叩かれたりしたことはなかったのですか?

飯森:あったかもしれませんね。でもね、僕は根っからのポジティブ思考なので、何か言われたりしても全部いいように取っちゃうんですよ(笑)。「別に言わせておけばいいや」って思えるし、だいいち言われたとしても全部忘れちゃうんです。たぶん指揮者って、そういう気質じゃないとやっていけない。だから実は、途中で辞めてしまう人も結構いたりします。

飯森範親
飯森範親

―人柄や性格によるところも大きいんですね。

飯森:同じことを相手に言っていても、嫌がられる人と「この人ならついていこうかな」って思わせる人がいるじゃないですか。「あの人が言うならしょうがないか……」とかね(笑)。そういうふうに思われると、指揮者をやっていく上では得ですよね。まあ、どの仕事でもそうかもしれませんが。

指揮者をやる上で、テンポ感は絶対必要です。例えば僕なんかは、「時計を見ずに1分間数えなさい」って言われたら、大体プラスマイナス0.5秒の誤差で数えられる。

―指揮者に必要な資質や能力というと、他にどういうものが挙げられますか?

飯森:音楽的な基礎能力は当然必要です。特にテンポ感がないとやっぱり無理ですね。例えば僕なんかは、「時計を見ずに1分間数えなさい」って言われたら、大体プラスマイナス0.5秒の誤差で数えられるんです。

―本当ですか!?

飯森:ええ。ある管弦楽曲があって、それが8分30秒の長さだとします。そうすると、曲というのはいつも同じテンポではなくて、場面によって遅かったり、最後は早くなって終わりとか、変わっていくわけです。で、「この曲の、この部分が聴きたい」って思ったときに、それが何分何秒から始まるのかが、曲全体の長さが分かっていれば大体予想が付く。そういう時間の感覚が、指揮者にはあるんですよね。そうじゃないと務まらないところはあります。

『アジア オーケストラ ウィーク2013』10月5日に出演するマニラ・フィルハーモニー管弦楽団
『アジア オーケストラ ウィーク2013』10月5日に出演するマニラ・フィルハーモニー管弦楽団

―普通の人の時間感覚とは全然違うんでしょうね。

飯森:家にいて、パッと時計を見たときに16時3分だったとするじゃないですか。しばらくしてからうちの奥さんに「今何時?」って聞かれたときに、近くに時計がなくても「16時37分くらいじゃないの?」って、大抵は1、2分の誤差で分かっちゃうんです。

―……ちょっと、上手く想像できないです(笑)。

飯森:毎年、大晦日にカウントダウンコンサートをやっているんですね。ずっと曲を演奏しながら、「この部分」っていうところをカウントダウンの「ゼロ」にぴったり合わせるわけなんですが、この10年間で一度も失敗したことがない。絶対に合わせます(笑)。先日もNHKの『名曲アルバム』の収録だったんですが、あの番組は放送時間全体が5分、最初と最後に入るテロップ4秒ずつを引くと、曲を4分52秒に合わせないといけないんです。だから、曲の終わりを4分50秒にしておくと、ちょうど音の余韻が2秒残って、ぴったり5分に収まる。2曲収録したんですけど、両方ともちょうど4分50秒ぴったりで終えましたね(笑)。

―もはや神業ですね(笑)。それから指揮者の方は体力作りも重要なのかなって思いました。ブログなどを拝見すると、筋トレとかも積極的にやっていますよね?

飯森:まあ、こんな指揮者はあんまりいないかもしれないけど(笑)。きっかけになったのは、母の死なんです。母の病気が分かったときに「余命は2か月」って言われて。それで栄養のことを考えるようになったんですが、栄養と運動っていうのは相乗効果なんですよ。やっぱりサプリだけ飲んでいても限界があって、ちゃんと代謝させなくちゃいけない。歩いたりすることで、心拍数を上げることも大切なんです。実際、サプリと散歩を組み合わせたことで、母の体調がだいぶ良くなった。それで自分もやり出したのが始まりです。今では「サプリおたく」なんて言われてますが(笑)。

―筋トレってマニアックになっちゃいますからね。

飯森:そうなんですよ(笑)。あと、指揮者って頸椎や腰を痛めがちなんですね。タクトを持って空間を強く叩くじゃないですか。その反動が全部自分の体に返ってきてしまうのが大きな要因だと思っているのですが、一種の職業病ですよね。それを防ぐためにも、脊髄の横の筋肉や、立つときの大腰筋、広背筋などを鍛えることが大事だと思っています。自分の身体を知ることによって、加齢による筋力や体力の衰えを少しでも遅らせることができるんじゃないかと。

飯森範親

耳が聴こえなくなったベートーヴェンは、恐怖も絶望もあったかもしれない。だけど、自分の音楽を聴いて喜んでいる聴衆の顔は分かるわけで、それが彼のモチベーションになったはずなんです。

―フィジカル面に対し、メンタル面ではいかがでしょうか。指揮をするとき、譜面とはどのように向き合っているのですか?

飯森:音楽家がその曲を書いたときの心境を、演奏する側も共有しているか否かで、その曲へのアプローチって絶対に変わります。クラシックには、海辺や湖のほとりなど、自然の中で書かれた作品がいっぱいあるんですよ。だから、音楽家がその曲を書いた場所を調べて、実際に現地まで行ってみたりすることは、曲を再現する上ですごく重要だと思いますね。例えば、オーストリアのザルツブルクから東に50kmほど行ったところに、かつて岩塩が採れた湖水地ザルツカンマーグートがある。当時のヨーロッパの人たちにとって、そこは避暑地であり社交場だった。音楽家だけじゃなくて政治家、俳優、女優、画家なんかも沢山集まっていたそうです。今でも実際にそこへ行ってみると、いろんな音楽家に多くのインスピレーションを与えたんだろうな、っていうのがすごくよく分かりますね。

―指揮をしているときに作曲者が憑依する感覚もあるのでしょうか。

飯森:ありますね。例えばベートーヴェンは、第五番“運命”と第六番“田園”という対照的な曲を、ちょうど同じ時期に書いているんです。“運命”は、耳が聴こえなくなったベートーヴェンが、自分の運命を思って作った曲。恐怖もあるだろうし、絶望もあったかもしれない。だけど、自分の音楽を聴いて喜んでいる聴衆の顔は分かるわけで、それが彼のモチベーションになったはずなんです。

―なるほど。

飯森:“田園”は、“運命”と同じく、ウィーン郊外のハイリゲンシュタットという場所で書かれています。そこへ行くと、ベートーヴェンが散歩したという小径が残っている。その隣に小川が流れていて、3分ほど歩いた先の丘の上からは、ウィーン市街が見渡せて、ドナウ川やその運河、シュテファン大聖堂も見つけられます。きっとベートーヴェンはそこに立って、これからの「運命」に思いを馳せつつも、「人間なんて所詮ちっぽけな存在。そんなにくよくよしたってしょうがない」って思ったかも知れない。たとえ耳が聞こえなくても、頬を撫でる風は感じられる。ちょっと甘酸っぱい果実の香りを嗅ぐこともできる。雷が鳴れば、稲妻を見ることはできる。実際の場所へ行ってみると、そういうことがよく理解できる。演奏する側にもインスピレーションが湧いてくるんです。

『アジア オーケストラ ウィーク』では、サリエリやモーツァルトが生きた18世紀末の楽器のレプリカを使って演奏します。当時のウィーンにおける音楽シーンを感じてもらえたらと思っています。

―10月に東京オペラシティコンサートホールや盛岡市民文化ホールで開催される『アジア オーケストラ ウィーク2013』では、山形交響楽団とともにサリエリの歌劇“ファルスタッフ序曲”、モーツァルトの“バイオリン協奏曲第5番 イ長調 トルコ風”、ブルックナーの“交響曲第1番 ハ短調”の3曲を演奏されますね。

飯森:ええ、実は通常のコンサートではあまり演奏する機会の少ない、このイベントならではの3曲構成になっています。

―『アジア オーケストラ ウィーク2013』自体、これだけ本格的なオーケストラの演奏を、破格のチケットで体験できるという、クラシックの間口を広げることを意識されたイベントだとも思うのですが、その中でこの3曲を選ばれた理由、曲の背景についても教えてもらえますか?

飯森:先ほどウィーンの話になりましたが、サリエリ、モーツァルト、ブルックナーの三人は全部ウィーンに関わっていた音楽家なんですよ。サリエリはモーツァルトよりも6歳年上で、映画『アマデウス』では悪役になってしまっていた気の毒な人(笑)。でも彼は、1780年代のウィーンにおける宮廷楽長なんです。つまりウィーンで一番偉い音楽家だった。一方モーツァルトは、パトロンだったザルツブルグの司祭と仲違いしてしまい、どうしようもなくなってウィーンへ移ってくるのですが、そこではサリエリが君臨していると。

飯森範親

―サリエリとモーツァルトの間には、映画『アマデウス』のような確執が、実際にあったのでしょうか。

飯森:まあ、嫉妬はあったかもしれないけど、サリエリはモーツァルトの才能をとても認めていたことも事実のようです。そんな当時のウィーンにおける音楽シーンを、この二人の楽曲を演奏することで感じてもらえたらと思っています。ちなみにモーツァルトの“バイオリン協奏曲第5番 イ長調 トルコ風”は、彼がウィーンに行く前に書いたものなので、これを聴いたサリエリが、「こいつがウィーンに来たらヤバい……」って思ったかも知れない(笑)。そんな人間ドラマを妄想するのも楽しいですよね。

―3曲目のブッルクナーはどういった方だったんですか?

飯森:ブルックナーは、当時オーストリアの中でも遅咲きの作曲家です。彼はサリエリやモーツァルトよりもだいぶ後に登場するんですけど、この第1番という交響曲、最初のバージョン「リンツ版」を書いたときは若気の至りで、てんでばらばらの曲だったんですが(笑)、それから沢山曲を書いたり、他の作曲家の楽譜を読んだり、さまざまな経験を積んで大幅に書き直したのが今回演奏する「ウィーン版」なんです。3曲ともかなりマニアックな選曲ですが(笑)、どれも素晴らしい曲なので是非楽しんで欲しいです。

―指揮される山形交響楽団では以前、モーツァルトの全ての交響曲を8年がかりで演奏するというプロジェクトを一緒におこなったそうですね。

飯森:山形交響楽団は規模としてはそれほど大きくはないのですが、昨年40周年を迎えた、とても評価の高い楽団で、僕が関わるようになってから今年で10年目になります。我々がモットーとしているのは、「今いるメンバーだけで、できるだけやるようにしよう」ということ。要するに、ゲストプレイヤーなどはできるだけ入れない。そうすることで楽団内での仲間意識も強まり、また各自が成長していることを共有できる楽しさもあります。今回の『アジア オーケストラ ウィーク2013』では、前半のみ、渦を巻いてるだけのホルンとか、管だけのトランペットとか、サリエリやモーツァルトが生きていた18世紀末に使用した楽器のレプリカを使って演奏するんです。そういう楽器で演奏することで、当時の音に近づけられるんじゃないかと今から楽しみです。

『アジア オーケストラ ウィーク2013』10月7日に出演する山形交響楽団
『アジア オーケストラ ウィーク2013』10月7日に出演する山形交響楽団

―バイオリンの松田理奈さんについては?

飯森:これまで何度も一緒にやっているんですけど、今年お子さんがお生まれになって、また一段と音に深みが出ましたね。実は出産後の初仕事でご一緒させてもらったんですけど、音色があまりにも素晴らしくて。そしてモーツァルトの演奏スタイルをかなり研究されています。オーケストラのメンバーも共感を持って演奏しました。

例えば英語が苦手な人に「英語を好きになれ」って言っても好きにはなってもらえない。我々音楽家が若い人たちに関心を持ってもらえるような機会を作っていくことが重要だと思っています。

―飯森さんは、積極的にメディアに出演されるなど、クラシック音楽の裾野を広げるための方法を常に模索されていますが、若い人たちがもっとクラシック音楽の魅力に触れるにはどうしたらいいと思いますか?

飯森:例えば英語が苦手な人に「英語を好きになれ」って言っても好きにはなれないでしょう? 数学が嫌いな人に数字を見せたってそっぽ向くだけ。音楽も同じです。関心がない、もしくは触れる機会がなかったという人に、いきなりクラシックを好きになってもらうのは難しい。僕が今までずっとやってきたことは、いろんなメディアに出させていただき「この人、クラシックの指揮者なんだ」と、まずは認識してもらうこと。そうすることによって、お客さんがすごく増えてきたのは事実です。我々音楽家サイドが、これから可能性のある若い人たちに対し、色んなかたちで関心を持ってもらうような機会を作っていくこと、様々なメディアを活用し、自らどんどん発信していくことが重要なんじゃないかなって思っています。

―欧米では、交響楽団が歴史とともに街に根付いていることが、その街の誇りになっていたりもしますよね。地域活性化に貢献するといったドメスティックな活動も、クラシックの普及に繋がっているのではないでしょうか。

飯森:おっしゃる通りです。地元の人たちに必要とされなかったら、オーケストラは存続できない。ですから、どのようにすればもっと地域の方々と接点が持てるのかということは常に考えていますね。僕の友人に、Jリーグの立ち上げに携わった人がいるのですが、彼と話していても「企業色を排除し、地域の名前だけでやる」と決めたことが、Jリーグ成功の要因の1つだったと思うんですよね。オーケストラもサッカーチームのように、街に根付いていかなければと思っています。

イベント情報
『アジア オーケストラ ウィーク 2013』

東京公演
2013年10月5日(土)開演15:00
会場:東京都 初台 東京オペラシティコンサートホール
出演:
マニラ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ロデル・コルメナール
ピアノ:ディンドン・フィエル

ルーシオ・サン・ペドロ / パストラール組曲
ラフマニノフ / パガニーニの主題による狂詩曲
チャイコフスキー / 交響曲 第4番 ヘ短調

2013年10月6日(日)開演15:00
会場:東京都 初台 東京オペラシティコンサートホール
出演:
サザン・シンフォニア
指揮:サイモン・オーヴァー
ピアノ:スティーブン・ドゥ・プレッジ

アンソニー・リッチー / パリハカの思い出
グリーグ / ピアノ協奏曲 イ短調
ブラームス / 交響曲 第2番 ニ長調

2013年10月7日(月)開演19:00
会場:東京都 初台 東京オペラシティコンサートホール
出演:
山形交響楽団
指揮:飯森範親
バイオリン:松田理奈

サリエリ / 歌劇「ファルスタッフ」序曲
モーツァルト / バイオリン協奏曲 第5番 イ長調「トルコ風」
ブルックナー / 交響曲 第1番 ハ短調「ウィーン版」

料金:
各1回券 S席3,000円 ペア券(S席2枚)5,000円 A席2,000円 B席1,000円
3公演セット券 S席7,000円 A席5,000円
※3公演セット券は日本オーケストラ連盟のみ取り扱い

盛岡公演
2013年10月8日(火)開演19:00
会場:岩手県 盛岡市民文化ホール
出演:サザン・シンフォニアと山形交響楽団との合同演奏
指揮:
サイモン・オーヴァー
飯森範親

アンソニー・リッチー / パリハカの思い出
指揮:サイモン・オーヴァー
モーツァルト / 交響曲 第35番 ニ長調 「ハフナー」
指揮:飯森範親
ブラームス / 交響曲 第2番 ニ長調
指揮:サイモン・オーヴァー

料金:
S席3,000円 ペア券(S席2枚)5,000円 A席2,000円
※ペア券取り扱いは盛岡市民文化ホール、カワトク、岩手日報

※『アジア オーケストラ ウィーク2013』のサイトからチケットお申し込みのCINRA.NET読者の方には、会場のバーカウンターにて1ドリンクをサービス致します。ドリンクサービス券は、東京公演・S席1枚につき1ドリンクとさせていただきます。ご希望の方は入力フォーム備考欄に「シンラネット:ドリンク希望」と必ずご記入くださいませ。ドリンクサービス券はコンサートチケットと共にお送りいたします。

プロフィール
飯森範親(いいもり のりちか)

山形交響楽団音楽監督、東京交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団名誉指揮者。ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。2014年シーズンから日本センチュリー交響楽団首席指揮者に就任予定。1986年に桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。89年からバイエルン国立歌劇場でW.サヴァリッシュ氏のもと研鑚を積む。04年より山形交響楽団の常任指揮者に着任し、モーツァルトの交響曲を8年がかりで全曲演奏するプロジェクトや、自主レーベルでのCDリリースなど次々と新機軸を打ち出し、オーケストラの活動発展と水準の向上に目覚しい成果を挙げている。07年より音楽監督に就任。08年にはアカデミー賞映画『おくりびと』にも出演。とくにオーケストラをダイナミックに革新し、地域活性化に貢献したことから、2010年のビジネス・イノベーション・アワード大賞を受賞した。



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