キノコの不思議と魅力を紹介する『考えるキノコ』展、研究家による講演イベントも開催

キノコの不思議と魅力を紹介する展覧会『考えるキノコ -摩訶不思議ワールド-』が、8月8日(土)まで、京橋のINAXギャラリー1にて開催されている。

キノコは世界に2~3万種もあると言われ、科学的にも解明されていない部分も多い。本展では、神出鬼没で摩訶不思議なキノコの世界を、キノコに魅入られた人々の視点で多角的に考察し、多彩な働きやその魅力を紹介する。

また会期中の関連イベントとして、7月17日(金)には、飯沢耕太郎(写真評論家・きのこ文学研究家)による講演会「きのこ文学のすすめ~イメージのワンダーランド~」を開催。7月30日(木)は、吹春俊光(千葉県立中央博物館上席研究員)による講演会「自然科学系キノコ入門 ~見えない世界を楽しむ~」が行われる。

人間界にも通じる哲学や世界観など、様々な表情と可能性を秘めたキノコ。知っているようで知らない、その存在をあらためて見つめなおすユニークな展覧会だ。なお本展は、大阪、名古屋を巡回しており、今回の東京展が最期の開催となる。

『考えるキノコ -摩訶不思議ワールド-』

2009年6月4日(木)~8月8日(土)

会場:INAXギャラリー1(東京・京橋)
時間:10:00~18:00
休館:日祝日
料金:無料

講演会
『きのこ文学のすすめ ~イメージのワンダーランド~』

2009年7月17日(金) 18:30~20:00
会場:INAX:GINZA 8Fセミナールーム
講師:飯沢耕太郎(写真評論家・きのこ文学研究家)
料金:無料(要申込み・先着順)

講演会
『自然科学系キノコ入門 ~見えない世界を楽しむ~』

2009年7月30日(木)18:30~20:00
会場:INAX:GINZA 8Fセミナールーム
講師:吹春俊光(千葉県立中央博物館上席研究員)
料金:無料(要申込み・先着順)

(画像上:写真:『モリュンソン地方の大型菌類図譜』(ジャン・ルイ・リュカンドほか 1869~71年 フランス)よりベニテングタケ。 図版撮影協力/千葉県立中央博物館 撮影/杉原正樹、画像下:写真:『バイエルン・パラティネート・レーゲンスブルク地方における菌類原色彩色図譜』(1800 年/ドイツ)よりヒトヨダケ属の一種。この図譜はドイツで発行された菌類図譜の中で最高とされるものである。所蔵/千葉県立中央博物館撮影/杉原正樹)

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