宮沢章夫主宰「遊園地再生事業団」3年ぶりの新作公演でゼロ年代経た次なる表現
宮沢章夫が主宰する劇団「遊園地再生事業団」の新作公演『ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所』が、10月15日から24日まで東京・高円寺の「座・高円寺」で上演される。
作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの「遊園地再生事業団」は、何気ない会話の中に生じる言葉のずれや反復を笑いで包み込むことで、日常をよりリアルに描き、背後にうごめくエロスやコミュニケーション不全を露わにすることが特徴の劇団だ。既成の劇作法から遠ざかり、劇的なものを疑いつつ繰り広げられる表現は、劇そのものに対する批評的な側面も持ちあわせている。
2007年に上演された『ニュータウン入口』以来、約3年ぶりの新作となる本公演は、眠いという感覚を失った男と不眠症の女など、睡眠異常を抱えた者たちを中心とした物語。今年5月にリーディング公演を行い、観客の意見や反応を受け取りながら、時間をかけて成熟させた作品だ。ゼロ年代を経て、さらなる変化をはじめた宮沢章夫の次なる表現に注目したい。
遊園地再生事業団 #17
『ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所』
2010年10月15日(金)〜10月24日(日)
会場:座・高円寺
作・演出:宮沢章夫
出演:
上村聡
田中夢
牛尾千聖
岡野正一
川口聡
山村麻由美
宮崎晋太朗
今野裕一郎
伊沢磨紀
やついいちろう
料金:
一般4,500円
学生3,500円(遊園地再生事業団のみの取扱・枚数限定)
チケット取扱い:遊園地再生事業団、座・高円寺チケットボックス
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