The Pastelsなど様々な共作経た、テニスコーツの実質的2ndアルバム『ときのうた』

テニスコーツのニューアルバム『ときのうた』が、自身のレーベル「majikick」からリリースされた。

テニスコーツは、さやと植野隆司による不定形ユニット。DJ Klockとのユニットcacoy、NSDとDASMANによるSECAIとの「テニスコーツとセカイ」名義での音源リリースや、さやは二階堂和美とのユニット「にかスープ&さやソース」、サトミ(DEERHOOF)とのデュオ「oneone」でも活動するほか、ライブや音源への参加も含めると、国内外問わず実に様々なアーティストと共演をライフワークとして続けている。

近年は、The Pastelsとの連名アルバム『トゥー・サンセッツ』や、スウェーデンのトリオ・Tapeとの共作『タンタン・テラピー』、オーストラリアのレーベル「Room40」からのフィールドレコーディング作品『TEMPORACHA』などをリリースしてきたテニスコーツだが、『ときのうた』は2004年に発表した1stアルバム『ぼくたちみんなだね』以来の、実質的な2ndアルバムと呼べる作品。“おいでの海”“てんぽらちゃ”“タマシー”などライブでお馴染み楽曲含む全15曲を収録した、ストレートな歌ものアルバムとなっている。

同作について、植野は自身のブログで「内容は、今まですべてのテニスコーツのアルバムの中で、ダントツで最高傑作だと思います」と手応えを語っている。今のところ、取扱いは一部レコード店のみとなっているので、詳細はオフィシャルサイトをチェックしてみよう。

テニスコーツ
『ときのうた』

価格:2,100円(税込)

1. てんぽらちゃ
2. 雨パラ
3. おいでの海
4. ドゥンドゥンドゥン
5. 砂漠
6. 空気の底
7. 森を抜ける森の海が
8. SvS
9. SvS 2
10. タマシー
11. ひこうき(ーO)
12. さっぽろんどん
13. 遠投 2
14. かざな
15. 遠投

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