キアロスタミの日本撮影作『ライク・サムワン・イン・ラブ』、老人と女子大生の愛描く

アッバス・キアロスタミ監督の新作映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』が、9月15日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で公開される。

映画『友だちのうちはどこ?』『桜桃の味』などで知られるイランの巨匠キアロスタミ監督。2010年公開の『トスカーナの贋作』以来の新作となる『ライク・サムワン・イン・ラブ』は、日本人の俳優とスタッフと共に日本で撮影された作品だ。同作では、80歳を超えた元大学教授の老人・タカシが女子大生・明子に抱く執着的な愛の姿を軸に、「うそとほんと」を巡る物語がキアロスタミ流の演出で描き出されている。

主人公のタカシ役を演じるのは、オーディションで選ばれた奥野匡。今年で84歳の奥野は、同作が映画初主演作品となる。また、場面ごとに表情や態度を変えていく女子大生・明子役を高梨臨、明子を過剰に拘束する恋人・ノリアキ役を加瀬亮が演じる。


『ライク・サムワン・イン・ラブ』

2012年9月15日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開
監督・脚本:アッバス・キアロスタミ
出演:
奥野匡
高梨臨
加瀬亮
配給:ユーロスペース

(画像:©mk2/eurospace)

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