イメージの普遍性を問う『イメージの力』展、博物館と美術館の垣根越えた展示に

展覧会『イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる』が、2月19日から東京・六本木の国立新美術館で開催される。

文字に先行して登場し、言葉の源にもなったと考えられるイメージ。その創造と享受のあり方の普遍性を問うことをテーマに掲げた同展では、大阪・吹田にある国立民族学博物館のコレクションの中から選りすぐった世界各地の造形物を紹介する。仮面や神像から現在活動中の美術家の作品まで、時代や地域を越えた展示を通じて、博物館の収蔵物が持つアートとしての側面に着目すると共に、イメージの力の根源や人間とイメージの関係性を問う。

会期中は関連イベントが開催される予定。また、4月19日は『六本木アートナイト2014』、5月18日は『国際博物館の日』のため入場無料になる。


イベント情報

『イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる』

2014年2月19日(水)~6月9日(月)
会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室2E
時間:10:00~18:00、金曜10:00~20:00、4月19日10:00~22:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜(ただし4月29日と5月6日は開館、5月7日は休館)
料金:
当日 一般1,000円 大学生500円
前売・団体 一般800円 大学生300円
※4月19日は『六本木アートナイト2014』、5月18日は『国際博物館の日』のため入場無料
※高校生、18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料

(画像上から:神像付きの椅子 民族:イアトムル 国名:パプアニューギニア 1988年収集 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館、舞踏劇「チャム」の仮面「シンギェ」 地域:ティンプー 国名:ブータン 20世紀後半制作 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館、「トコベイ」人形 地域:トビ島 国名:パラオ共和国 1940年頃収集 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館、早変わり仮面 作者:リチャード・ハント 民族:クワクワカワクゥ 国名:カナダ 1977年制作 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館、樹皮画『マイ・カントリー』 作者:ジョニー・ブルンブルン 民族:アボリジニ 国名:オーストラリア 1982年制作 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館)

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