殺された息子の曲を演奏するロックバンド結成、父の再生描く映画『君が生きた証』

映画『君が生きた証』が、2月21日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開される。

同作は、『ファーゴ』『マグノリア』などの出演作で知られる俳優ウィリアム・H・メイシーの初監督作品。息子のジョシュを大学の銃乱射事件で亡くした広告宣伝マンのサムが、ロック青年のクエンティンと共にジョシュの残した曲を歌い継ぐというストーリーだ。

主人公のサムを『ビッグ・フィッシュ』『あの頃、ペニー・レインと』のビリー・クラダップ、クエンティン役をアントン・イェルチンがそれぞれ演じるほか、『スプリング・ブレイカーズ』などのセレーナ・ゴメス、『トランスアメリカ』で『アカデミー賞』候補になり、プライベートではメイシーの妻でもあるフェリシティ・ハフマンらが脇を固める。なお、クラダップとイェルチンは、吹き替えなしでギターと歌の演奏シーンにも挑戦したという。

また脚本を手掛けているのは、ジェフ・ロビンソンとケイシー・トウェンターのインディーズ出身のコンビ。予告編のナレーションは『クレヨンしんちゃん』シリーズの野原ひろしや、『鋼の錬金術師』シリーズのマース・ヒューズなど多くの作品で父親役を演じている声優の藤原啓治が担当した。

なお、同作の先行上映会が1月30日、2月6日、2月13日に東京・ヒューマントラスト有楽町で開催。当日の入場料金は最低1円からとなり、観客が自由に決めることが出来るという。

作品情報

『君が生きた証』

2015年2月21日(土)から新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開
監督:ウィリアム・H・メイシー
脚本:ケーシー・トゥウェンター、ジェフ・ロビンソン
出演:
ビリー・クダラップ
アントン・イェルチン
フェリシティ・ホフマン
セレーナ・ゴメス
ローレンス・フィッシュバーン
ウィリアム・H・メイシー
配給:ファントム・フィルム

イベント情報

『君が生きた証』先行上映

2015年1月30日(金)、2月6日(金)、2月13日(金)21:10~
会場:東京都 ヒューマントラスト有楽町
定員:各回60名
※料金は最低1円から観客が自由に設定

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