下北沢の10年間の変遷と再開発問題を捉えたドキュメンタリー映画『下北沢で生きる』

ドキュメンタリー映画『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 TO 2014』が、2月21日から東京・下北沢のトリウッドで上映される。

同作は、道路計画や再開発計画などに直面している下北沢を捉えた作品。再開発問題を様々なアプローチで訴えかけるイベント『SHIMOKITA VOICE』の活動や、約10年間にわたる下北沢の街の変遷を紹介する。

作中では、再開発見直しを求めるデモの様子、商店の店主や住民へのインタビューが捉えられているほか、2007年から2013年までの『SHIMOKITA VOICE』の模様や、荒木経惟が写真展『ライカで下北沢』のために写真撮影を行う様子などが盛り込まれている。また、『SHIMOKITA VOICE』参加者として柄本明、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、宮沢章夫、渡辺えり、平松昭子、立川志の輔、リリー・フランキー+上田禎、黒田征太郎×中村達也×田中泯、立川談四楼、東方力丸、七尾旅人、保坂展人らが登場している。

監督、撮影、編集は斎藤真由美、ナレーションは柄本佑が担当。また、エンディングにはよしもとばななによる書き下ろしエッセイの朗読が使用されている。

なお、一部上映回の本編上映後に開催されるトークイベントには廣木隆一、広田レオナ、よしもとばなならが出演。さらに2月21日と22日には道路建設予定地や再開発予定地を『SHIMOKITA VOICE』の実行委員が案内する企画『下北沢を歩く』が行われる。また3月4日には大槻貴宏(トリウッド代表)が下北沢で店舗を始める方法を伝えるトークイベント『シモキタでのお店のはじめかた』も開催。

イベント情報

『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 TO 2014』

2015年2月21日(土)~3月13日(金)まで下北沢トリウッドで上映
監督・撮影・編集:斎藤真由美
音楽:河野義家
料金:一般1,400円 シニア・学生1,100円 世田谷区割引1,000円

トークイベント
2015年2月25日(水)20:00の回上映後
出演:
廣木隆一(映画監督)
大木雄高(下北沢商業者協議会代表、LADY JANEオーナー)

2015年2月27日(金)20:00の回上映後
出演:
広田レオナ(女優、映画監督)

2015年2月28日(土)14:00の回上映後
出演:
服部圭郎(明治学院教授)
石本伸晃(まもれシモキタ行政訴訟の会、コモン法律事務所)

2015年3月6日(金)20:00の回上映後
出演:岩本光弘(花城プロダクション)

2015年3月日7(土)14:00の回上映後
出演:
よしもとばなな(小説家)
丹羽蒼一郎(下北沢商業者協議会、彩季苑オーナー)
大木雄高(下北沢商業者協議会代表、LADY JANEオーナー)

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