ノーマン・フォスター率いる建築設計組織の展覧会、アップル新社屋も紹介

『フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション』が、2016年1月1日から東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリーで開催される。

フォスター+パートナーズは、建築家ノーマン・フォスターが1967年に設立した建築設計組織。これまでに「ガーキン」の愛称で知られるイギリス・ロンドンのスイス・リ本社ビルの建築、ドイツ連邦議会新議事堂「ライヒスターク」の再生などを手掛け、現在はアップル社の新社屋設計や月面の砂を素材に3Dプリンターで制作する「月面住宅」など多岐にわたるプロジェクトに携わっている。

同展は、約50の代表的なプロジェクトを中心に、模型、映像、写真、図面、スケッチなどの資料からフォスター+パートナーズの半世紀におよぶ活動を総合的に紹介する日本初の展覧会。最先端の技術とデザインによって様々な課題に向き合ってきた同事務所の膨大な作品の紹介に加え、エコロジーやサステイナビリティーにまつわる問題提起で知られるリチャード・バックミンスター・フラーとフォスターの協働プロジェクトや、初期の作品も展示される。

また、会期中にはフォスター+パートナーズ・デザイン部門の指揮を執るデヴィッド・ネルソンと建築家・難波和彦のトークセッションや、同事務所パートナーのトニー・三木、建築家の今村創平、同じく建築家の小見山陽介のギャラリートーク、子ども向けのワークショップなども開催される。各イベントの詳細は森美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション』

2016年1月1日(金・祝)~2月14日(日)
会場:東京都 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー
時間:10:00~22:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1,800円 高校生・大学生1,200円 4歳~中学生600円 65歳以上1,500円

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