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嵐が来年春頃を予定しているコンサートツアーをもって活動終了することを発表した。
1999年にデビューし、2021年から活動を一時休止していた嵐。総勢237万5000人を動員したドームツアーなど、国民的人気グループとして、さまざまな功績を残した。
今回の記事では、嵐の活動を楽曲と共に振り返る。
『紅白』に12年連続出場。ドラマなど多方面で活躍
1999年に『1999年ワールドカップバレーボール』のイメージキャラクターとして結成された嵐。同年11月3日にはデビューシングルの『A・RA・SHI』をリリースした。
2004年には日本テレビ『24時間テレビ』のメインパーソナリティとなったほか、2005年に放送されたドラマ『花より男子』では松本潤が主演を務め、続編や映画も製作される大ヒット作品となった。
主題歌も嵐が担当。『花より男子』(2005)では“WISH”、『花より男子2〜リターンズ〜』(2007)では“Love so sweet”、『花より男子ファイナル』(2008)では“One Love”がそれぞれ主題歌となった。
2007年には初の東京ドーム公演『ARASHI AROUND ASIA +in DOME』を開催。2008年にはレギュラー冠番組『VS嵐』が放送開始し、同年には国立競技場の舞台にも立つなど、国民的スターへの階段を駆け上がった。
2009年には『NHK紅白歌合戦』に初出場。『紅白』は活動休止まで12年連続で出場し、2010年から2014年までは司会も務めた。
メンバー全員がさまざまなドラマに出演。大野智主演の『怪物くん』(2010)、櫻井翔主演の『謎解きはディナーのあとで』(2011)をはじめとした多くのドラマで嵐が主題歌を担当した。
5大ドームで50公演。237万人を動員
2018年からはドームツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』を開催。2019年12月まで、1年以上をかけて5大ドーム(札幌ドーム、東京ドーム、ナゴヤドーム、京セラドーム、福岡ドーム)で計50公演を行い、237万5000人を動員した。
ドームツアー最中の2019年1月には、2020年いっぱいでの活動休止を発表。コロナ禍の2020年には前年に完成した新国立競技場で無観客ライブを実施し、12月31日には活動休止前最後のライブとなる『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を東京ドームで開催した。
活動休止後もファンクラブは継続。25周年となる昨年には株式会社嵐が設立され、活動再開への期待感が高まっていたなかで、今回の発表となった。
この記事で挙げた彼らの歩みは、25年以上の歴史のなかのほんのごく一部にすぎない。メンバーそれぞれが個性を発揮させ、挑戦し続けることで、お茶の間に愛されるとともに、映画俳優としても着実にキャリアを積み重ねてきた。日本のアイドル史に残る偉大なグループであることは間違いないだろう。
来年春からのツアーはファンクラブ会員が優先して申し込めるよう、ファンクラブの新規受付を一時停止中。活動再開を待ち続けたファンを大切にする、嵐らしいはからいだ。今後の詳細発表にも目が離せない。
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