技術開発エンタメ番組『魔改造の夜』の新作が8月8日19:30からNHK総合で放送される。
『魔改造の夜』は日本を代表するエンジニアたちが、極限のアイデアとテクニックで競い合う番組。身の周りの「おもちゃ」「家電」「日用品」が魔改造され、「怪物マシン」となって「秘密の夜会」に集う。
今回の競技は「シャボン玉ロープ シャボン玉伸ばし走」。シャボン玉づくりの玩具を魔改造し、マシンを走らせながらどれだけ巨大なシャボン玉を作れるのかを競う。
参加チームは、モノづくりサークルの学生たちが精鋭チームを結成した福岡の「K州大学」、国内で高いシェアをもつATM機器やプリンターなどを開発・製造する大手メーカー「O電気」、家電製品から人工衛星まで手がける総合電機の巨大企業「M菱電機」。
出演は顧問・伊集院光、顧問・いとうまい子、実況・矢野武、解説・長藤圭介(東京大学大学院)。
シャボン玉ロープ シャボン玉伸ばし走
今回魔改造するのは、シャボン玉を作るロープのおもちゃ。おもちゃをマシンにして、25m走る間にどれだけ長いシャボン玉を作れるかを競う。シャボン玉の元となる液体も魔改造する。
ポイントは「どのようにシャボン玉を作りながら走らせるか」。各チームはまずシャボン玉の構造を研究。シャボン玉は長く伸びるとすぐに割れ、マシンが走る際の微妙な振動でも割れてしまう。そして走るスピードも重要だ。速すぎても遅すぎても、シャボン玉は長く伸びない。元のロープのままだと、シャボン液を多く吸収できず、途中で液切れして割れてしまう。さらにシャボン液の魔改造も重要。元のままでは液体の粘性が足りず、長く伸びない。どんな成分を加えればいいか?各チームはテストを繰り返し、あらゆる液体、物質、食材を試し、粘性を改良する。しかし、シャボン玉が長く伸びても、今度は、重さで地面に着いて割れてしまう…「割れない走り方とは?」「液を供給しながら走るには、どうすれば?」「粘性をどう上げる?」答えが見えない超難題にエンジニア達はもがき苦しむ。
1か月半の苦闘の末、各チームは、モンスターマシンを誕生させた。シャボン液には“驚きの液体や粉”が加えられ、10mを超えて長く伸びるシャボン玉は、キラキラと輝きながらうねる、「神秘的な生き物」のよう。驚きの超巨大シャボン玉はできるのか?今回も歓喜と号泣、ハラハラドキドキ、興奮と感動の夜会へ。
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