結成10周年イヤーの節目に『紅白歌合戦』への初出場を掴み取った5人組ダンスボーカルグループM!LK。
紅白で披露する“イイじゃん”に加えて“好きすぎて滅!”もSNS上で現在進行形で流行している。
今回は、紅白出場をきっかけにM!LKを知った人に向けて、グループやメンバーのプロフィール、代表曲となった“イイじゃん”や、“好きすぎて滅!”について紹介する。
NHK連続テレビ小説で活躍したメンバーも。M!LKメンバーのプロフィール
スターダストプロモーションが手掛ける若手俳優集団・EBiDAN(恵比寿学園男子部)のメンバーから、2014年に結成されたM!LK。グループ名には「何色にも染まることのできる存在に」という意味が込められており、音楽にとどまらず、ドラマ、映画、舞台、モデル活動なども積極的に行なっている。ファンの呼び方は「み!るきーず」。
結成7年目の2021年11月に、シングル『Ribbon』でビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。メンバーの卒業や加入といった変遷を経て、現在は佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人で活動している。
佐野勇斗
1998年3月23日生まれ。愛知県出身。俳優としても活躍し、NHK連続テレビ小説『おむすび』では、ヒロイン米田結が恋心を寄せる高校球児・四ツ木翔也を演じた。メンバーカラーはピーチヒップピンク岡崎。
塩﨑太智
2000年9月11日生まれ。和歌山県出身。グループのムードメーカーで、ライブ演出においても重要な役割を果たしている。特技はアクロバットや器械体操で、ダイナミックなパフォーマンスを得意としている。メンバーカラーはサファイアブルー。
曽野舜太
2002年5月3日生まれ。三重県出身。グループ最年少メンバーで、M!LKには2018年に加入。サッカー東海ユース選抜に選ばれた経験をもつほか、今年3月には学習院大学を卒業した。メンバーカラーはハッピーレッド。
山中柔太朗
2001年12月23日生まれ。栃木県出身。曽野と同じく2018年に加入。衣装製作が趣味で、自らグループのライブ衣装制作に携わっている。5歳から10年間続けたサッカーでは、栃木県選抜に選ばれた。メンバーカラーはクリスタルホワイト。
吉田仁人
1999年12月15日生まれ。鹿児島県出身。圧倒的なダンスパフォーマンスと歌唱力でグループを支えるM!LKのリーダー。合気道(一級)をもつほか、動画編集が得意でグループのYouTube制作にも関わっている。メンバーカラーはきらめきイエロー。
流行語にもノミネートされた“イイじゃん”と、現在進行形で流行中の“好きすぎて、滅!”
2024年、M!LKの名をより広い層に浸透させるきっかけとなった楽曲が、紅白でも歌唱予定の“イイじゃん”だ。
この楽曲最大の特徴は、サビで突然雰囲気がガラリと変わる曲構成。
Aメロ・Bメロは「そのままの自分でいい」と優しく語りかける王道アイドル系のメロディーだが、サビで突然「イイじゃん」を連呼するクールなメロディーに変化。この緩急のある構成が話題となったことでM!LKの名も大きく広がり、今年の『新語・流行語大賞』にも「ビジュイイじゃん」がノミネートされた。
また、TikTokをはじめとする縦型動画のプラットフォームとも親和性が高く、親指を立てて顔の横に添える「イイじゃんポーズ」が流行。紅白出場者の発表記者会見では佐野が語った「司会の綾瀬はるかさんとイイじゃんポーズをやりたい」という願いが実現するのかも紅白の見どころだ。
そして、10月末にリリースされた“好きすぎて滅!”もSNSを中心に現在流行中の楽曲だ。
インパクトあるタイトルの同曲は、爆発的な愛を歌ったファニーかつポップなラブソング。キャッチーなメロディに狂気的なまでの愛情表現が詰め込まれており、他アイドルが音源を使用して踊る動画がTikTokでも多数投稿されるなど、推し活層を中心に大きなブームとなっている。
10周年イヤーを経て、黄金期へと突入したM!LK。紅白という日本を代表するステージで彼らがどのような「色」を放ち、お茶の間を魅了するのか注目だ。
- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-