What's happening now
東京塩麹の新曲“Me”は10年間のアイデアを詰め込んだダンスチューン

額田大志を中心とした8人組バンド東京塩麹の2年半ぶりの新曲“Me”が5月31日に配信リリース。活動10年目を迎えるバンドが過去作の手法も取り入れながら多彩なアイデアを持ち寄って構成したダンスチューンとのこと。レコーディングとミックスはSalyu × Salyuなどを担当する森安裕之、マスタリングはKing Gnuなど手掛ける吉川昭仁、ジャケットはタカラマハヤ。東京塩麹は現在、3rdアルバムを制作中。
小田香監督が札幌の地下空間で撮影した映像作品が無料上映

小田香監督の新作『Underground』が6月11日に札幌市民交流プラザ SCARTSコートで無料上映される。メキシコの地下水洞で撮影された『セノーテ』で『第1回大島渚賞』を受賞した小田香。『Underground』は「札幌の地下空間」に着目し、地下歩道で上映するために制作された9分37秒の映像作品。撮影は16ミリフィルム。当日は小田監督、杉原永純プロデューサー、音響などを手掛けた長崎隼人を迎え、制作プロセスやその背景を掘り下げるトークが行なわれる。定員50人。配信も実施。
- SCARTS 西2丁目地下歩道映像制作プロジェクト 小田香作品「Underground」トーク - YouTube
- SCARTSラーニングプログラム vol.001西2丁目地下歩道映像制作プロジェクト小田香作品『Underground』スクリーン上映&トーク 札幌文化芸術交流センター SCARTS 札幌市民交流プラザ
深田隆之の初劇場作品『ある惑星の散文』が6月4日公開 濱口竜介ら応援

映画『ある惑星の散文』が6月4日から池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開される。同作は濱口竜介『偶然と想像』の助監督を務め、『海に浮かぶ映画館』を主宰する深田隆之監督が、横浜本牧エリアから着想を得て撮影した初劇場作品。富岡英里子演じる脚本家を目指し、恋人の帰国を待つ相沢ルイと、中川ゆかり演じる精神疾患によって舞台俳優の活動を離れた成瀬芽衣子が織りなす物語を描く。ビジュアルを坂内拓、宣伝デザインを大澤悠大が担当。オフィシャルサイトには濱口竜介、諏訪敦彦、井口奈己、中山晃子、マーライオン、吉見茉莉奈らの応援コメントが掲載されている。
デヴィッド・ボウイらの音楽とSFの融合を検証する書籍が本日刊行

ジェイソン・ヘラーの著書『ストレンジ・スターズ -デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年-』が本日5月30日に刊行された。「ポピュラー・ミュージック/ポピュラー・カルチャーが、いかに当時のSF小説や映画から影響を受けたのか」を検証した同書では、宇宙の中の黒人について講義を行なったサン・ラー、アポロ11号月面着陸のBBCの番組で即興ライブをしたPink Floyd、「紫がかったか霞」を抽出したジミ・ヘンドリクス、『スター・ウォーズ』の波に乗ったディスコチャートのトップ、シンセサイザーを操るポストパンクなどをピックアップ。翻訳は伊泉龍一。
ギターウルフ×サニーデイ・サービスが7月20日に新宿LOFTで対バン

ギターウルフとサニーデイ・サービスのツーマンライブ『サニー&ウルフ青春狂騒ナイト!』が7月20日に新宿LOFTで開催。チケットは6月9日「ロックの日」12:00から販売される。
FRISKがアフターコロナにおける若者の意識実態を調査

FRISKが、卒業、入学、就職といった生活が大きく変化する時期にコロナ禍の甚大な影響を受けたと思われるU-24世代(18〜24歳)を中心にインタビュー調査を実施。調査で明らかとなった「若者のモヤモヤ」や「新たな価値観」をもとに、大人世代(25〜69歳)を含む1万人への大規模調査の結果をまとめた「新生活モヤモヤと思いきや?白書」が公開された。「かわいそうと言われるけど、それなりに日々を楽しんでいる」と回答したU-24世代は41.6%。また、アフターコロナにおいて大人たちに言いたいと感じていることについて質問したところ「時代が変わっていることに気づいていますか?」に共感した割合が5割以上を占めたという。詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。
木村ユタカ著『シティ・ポップに愛をこめて』6月3日刊行

木村ユタカによるオールカラー解説シリーズ第2弾『シティ・ポップに愛をこめて 名曲・名盤ルーツ探訪の旅』が6月3日に刊行される。昨年発売の『ナイアガラに愛をこめて 大瀧詠一ルーツ探訪の旅 増補改訂版』と同じコンセプトで、シティ・ポップの音楽的な影響源を解明。はっぴいえんど関連、松任谷由実、南佳孝、吉田美奈子、シュガー・ベイブ関連、竹内まりや、佐野元春、杉真理らがオマージュを捧げた楽曲を紹介する。オマージュを捧げられたのは、Airplay、The Beatles、ボブ・ディラン、ポール・サイモン、スティーヴィー・ワンダーら。
キム・ユンス監督の短編2作品を上映 仲野太賀ら登壇イベントも

キム・ユンス監督の特集上映『金允洙 短編作品上映[4:3/2:1]』が6月3日から5日に渋谷ユーロライブで開催される。『第34回東京国際映画祭』Amazon Prime Video テイクワン賞を受賞した『日曜日、凪』と、初上映の新作『リンゴをかじる女、風を売る男』の2作がラインナップ。作品スチールを手掛けた濱田晋による写真展や、監督とゲストによるトークイベントも行なわれる。6月3日に仲野太賀と小林竜樹、6月4日に安藤理樹と大場みなみ、6月5日に渡辺真起子が登壇。オフィシャルサイトには行定勲らのコメントが掲載されている。
『ジャニフェス』DVD&Blu-rayが7月6日に発売、全14組・総勢78人が出演

昨年に東京ドームで開催された『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』の模様を収めたDVDとBlu-rayが7月6日にリリース。KinKi Kids、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男⼦、ジャニーズJr.のTravis Japanの全14組・総勢78人が出演し、各グループの楽曲やコラボなど全45曲が披露された。通常盤にはリーフレットが封入。通常盤初回プレス分は三⽅背仕様となり、「44P LIVEフォトブックレット」が同梱する。
EMPiREが解散を発表

EMPiREが、現在開催中のホールツアー『EMPiRE DOPE MAGiC TOUR』ファイナルとなる6月2日のLINE CUBE SHIBUYA公演で解散することを発表。公式YouTubeチャンネルで同公演の全編が無料生配信される。解散に至った理由、メンバーの今後に関しては改めて報告されるとのこと。
ソン・ガンホ、カンヌ国際映画祭で韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞

是枝裕和監督の初韓国映画『ベイビー・ブローカー』で主演を務めたソン・ガンホが、『第75回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門最優秀男優賞を受賞した。同映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞した同作は、「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会った人々の旅路を描く作品。ベイビー・ブローカーを裏家業とするクリーニング屋サンヒョン役を演じ、韓国人俳優として初の最優秀男優賞に輝いたソン・ガンホは「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます」「とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」とコメント。6月24日公開。
早川千絵監督『PLAN 75』がカンヌ国際映画祭カメラドール特別賞受賞

『第75回カンヌ国際映画祭』「ある視点」部門に正式出品された早川千絵監督の初長編映画『PLAN 75』が、日本人監督初のカメラドール スペシャル・メンションを受賞した。6月17日から公開される同作は、是枝裕和が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の1篇を新たに構築し、キャストを一新した作品。75歳以上が自らの生死を選択できる制度「プラン75」に翻弄される人々の姿を描く。倍賞千恵子が主演し、磯村勇斗、河合優実らが共演。監督は「誰にとっても最初の一本目というのは思入れが深く、特別なものだと思うのですが、私にとっての特別で大切な一本目の映画をカンヌに呼んでいただき、評価してくださって本当にありがとうございます」とコメント。
『チャーリー・ワッツ論――ドラマーを憐れむ歌』6月2日刊行

マイク・エディスンの著書『チャーリー・ワッツ論――ドラマーを憐れむ歌 ザ・ローリング・ストーンズのリズムの秘密を探る』が6月2日に刊行される。チャーリー・ワッツをミルト・ターナー、フィリー・ジョー・ジョーンズ、フレッド・ビロウ、D・J・フォンタナなど、R&B、ジャズ、ブルース、ロックンロール史の名ドラマーの系譜に位置づけ、分析。翻訳は稲葉光俊。