ウォン・カーウァイ特集『WKW 4K』にオダギリジョー、上白石萌歌らがコメント
ウォン・カーウァイ監督の特集上映『WKW 4K』の新規編集パンフレットが上映各劇場で販売。オダギリジョー、上白石萌歌、津田健次郎、小谷実由のコメントが到着した。
8月19日からシネマート新宿ほか全国で順次開催される『WKW 4K』では、トニー・レオンと金城武が演じる警官の失恋とすれ違う恋模様を描く『恋する惑星』、香港のネオン街を舞台に男女5人の恋と青春を描く『天使の涙』、レスリー・チャンとトニー・レオンが恋人役を演じた『ブエノスアイレス』、トニー・レオンとマギー・チャンが互いに伴侶を持つ身でありながら惹かれ合う男女役を演じた『花様年華』、トニー・レオン、チャン・ツィイーらが出演したSFラブストーリー『2046』の5作を4K版で上映。
上映作品5作の魅力をまとめたパンフレットには、野崎歓、遠山純生、金子由里奈、ゆっきゅん、児玉美月、川口敦子、暉峻創三、カナイフユキ、筒井修、西森路代による新規テキストや、4K化に際しての監督コメント、写真素材を掲載。カバー付き、糸綴じ仕様となり、デザインは今回の新規ポスタービジュアルを担当した成瀬慧、中野香が手掛けた。編集は映画酒場編集室、発行はTCエンタテインメント。
【オダギリジョーのコメント】
クリスを知ったきっかけが、まさにこれらのWKW作品。
彼の型破りなカメラワークや、飛び跳ねるような色使いが、脳に突き刺さりました。
尊敬していたその人とは、いつの間にやら親友となり、約束をしています。
死ぬまでにあと50本一緒に作品を作ろうと。
【上白石萌歌のコメント】
はじめて『恋する惑星』を観た時、体が火照るような、初恋のような気持ちを覚えた。
ウォン・カーウァイ監督の世界の中で人々が街を行き交ったり、笑ったりするだけでどうしようもなく心が躍る。
うまく言えないけれど、ずっとずっとこの映画の中で息をしていたいと思った。
【津田健次郎のコメント】
歪み、ぶれ、荒れ、輝く……。Christopher Doyleの鮮烈なカメラ、混沌の中立ち上るリアルなファンタジー。
映画の新しい詩とアジアのカッコ良さを教えてくれたWong Kar Wai。再びの劇場……最高だ
【小谷実由のコメント】
ウォン・カーウァイ作品は私の理想郷ともいえる世界。そして、何度見返しても新しい発見がある作品たちです。
それらにまた新しい出会いがあると思うと、とても心が躍ります。
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?