口ロロ主宰の三浦康嗣が立体音響スタジオ設立のためクラファン実施。「10年先行リリース」も

2022. 11.25

三浦康嗣が立体音響スタジオ設立のためのクラウドファンディングを実施することを発表した。

□□□(クチロロ)を主宰し、数々のアーティストの楽曲を手掛けてきた三浦康嗣。「うぶごえ」で実施されるクラウドファンディングでは、立体音響技術を用いた音楽制作のために「360 Reality Audio」に対応したレコーディングスタジオの設立資金を集める。近い将来に音楽制作、リスニングのベーシックとなりうる立体音響技術を用いて楽曲制作、実験、研究をすることで、音楽界と社会へ貢献したいと考え、スタジオ設立構想に至ったという。

今回のリターンの目玉として用意されたのは2枚組完全新作ソロアルバム。これまでの数々のクライアントワークをまとめた『WORK』がソロ名義で発表されているものの、書き下ろしのソロアルバムは今回が初のリリースとなる。

このアルバムは同企画限定10年先行販売となり、今回の企画を逃すと作品を一般視聴できるのは早くても10年後。それまでの期間、既に公開されている1曲を除いて配信も行なわれないという。「一般的な流通ルートに乗せず、後から聞きたくても聞けない音楽があったら面白いのでは?」という三浦の着想から旧来の音楽ビジネスの構造に対して実験を行ないたいという意向もあり、同企画のみでの販売が決定した。

そのほか、法人向け、個人向け楽曲プロデュース権やオリジナルジングル制作、三浦ソロとしては初のグッズとなるTシャツなど多数の返礼品を用意。プロジェクトページは現在先行公開中で、実施期間は本日11月25日20:00〜2023年1月28日まで。

【三浦康嗣のコメント】
音楽の未来を切り拓くという、いささか大きすぎる文言を掲げたスタジオをつくります。
ずっと進んでいなかったソロ作品をリターンとすることで、自分の中で腑に落ちるプロジェクトとなりました。
アルバムは企画的なものではなく、今の自分の全てを注ぎ込む渾身の歌ものとインストの2枚組ポップスアルバムです。
そういった意味では初の三浦康嗣ソロであり、旧体制クチロロ最後のアルバムになるとも言えそうです。

クチロロは2017年にボーカルのメンバーがたくさん加入したので、次回作以降、今までのクチロロのように三浦康嗣がメインでボーカルを取る機会の激減が見込まれます。三浦康嗣のボーカル楽曲を聴きたいクチロロファンは是非今回のソロアルバムを買ってください。

趣旨にご賛同いただける方・作品にご興味を持たれた方は、ご支援いただけますと有り難いです。

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