contact Gonzo×やんツーの新作パフォーマンス公演上演。「翻訳」の可能性と不可能性を顕在化
contact Gonzoとやんツーの新作パフォーマンス『jactynogg zontaanaco ジャkuティー乃愚・存taアkoコ』が5月19日〜21日に天王洲アイル・ANOMALYで上演される。
身体を接触させる即興的パフォーマンスを行なう芸術家集団contact Gonzoと、自律的な機械などを用い芸術表現の主体性を問うアーティストのやんツー。
2019年に制作したパフォーマンス作品『untitled session』を下敷きにした『jactynogg zontaanaco ジャkuティー乃愚・存taアkoコ』では、セグウェイや無人搬送車など自走する機械がcontact Gonzoの即興パフォーマンスを画像としてとらえ、言語化し発話。入力画像に対してそれが何であるか説明する文章を生成するイメージキャプショニングの手法を用いて、身体表現を言語へと置き換えようと試みるという。
同作はprecogが主催する、身体表現を文字や聴覚情報などに翻訳することで視覚や聴覚に障がいを持つ人々に向けてアクセシビリティーを高めることを試みる『TRANSLATION for ALL|トランスレーション フォー オール』の関連プログラム。身体表現を翻訳することの意味を等しく万人に問うことを目的に、アクセシビリティーを作品表現の中に組み込む。
チケット販売中。5月20日15:00の回にアフタートークが行なわれる。
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Crossing??
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