「50歳過ぎて友達ができた」設楽統×バカリズムが語る、大人になってからの友情

電話一本で何人の友達を集められるか? そんな「友情の数」を競うAmazon Prime Videoの番組『賞金1億円の究極実験 トモダチ100人よべるかな?』シーズン2が配信中だ。

しかし、MCを務めるバナナマンの設楽統とバカリズムは、自らを「友達が少ない」タイプだと語る。仕事仲間と友達の違いとは何か。家族ができ、自由に使える時間が減ったあと、人はどのように新しい友達と出会うのか。番組の見どころから、50代を迎えた2人の友情観まで聞いた。

『トモダチ100人よべるかな?』 シーズン2 OFFICIAL本予告 / シーズン2では、長谷川忍(シソンヌ)、増田貴久(NEWS)、ベッキーがプレイヤーとして参加。俳優やミュージシャン、芸人、アスリートなど総勢142名が集結し、チームワークや知識を競い合うチーム対抗バトルが繰り広げられる。

「なんでこんなに呼べるの?」友達が多すぎる3人のプレイヤー

―今回のプレイヤーである増田貴久さん、長谷川忍さん、ベッキーさん、皆さんの交友関係が幅広すぎて驚きました。

設楽

本当に、なんでこんなに呼べるのかなって思います。友達がとにかく多いんだよね。

バカリズム

簡単に人に電話番号聞くんだろうなって思いますよね。

設楽

この番組って一番のメインテーマが「友達何人呼べるかな」なのに、MCの僕らはプレイヤーの連絡先すら知らないよね。

バカリズム

知らない知らない。そういう2人がMCやってるんですよね。

設楽

アスリートも多くて、すごいよね。ジャンルも幅広いし、断られた人も含めたらとんでもない数に声をかけてますから。

―前回は、撮影であることは伝えずどれくらい友達を呼べるか競い合うゲームでしたが、番組も話題になったので、呼ばれる時点で番組の企画であることはバレている状態ですよね。シーズン2は何が見どころになりますか?

設楽

やっぱり、チームで協力してゲームをやったりするのが最大の面白さですよね。

バカリズム

シーズン1とは全然違いましたね。競技性があることによって、規模感というか。スタッフさんが、Amazonでたくさんお金を使えることにはしゃいでる感じがありましたね。

バラエティ復帰となるフワちゃん、一人デスゲームをしていた劇団ひとり

―お二人が印象に残った場面や出来事は?

設楽

集まった友達にチームを寝返らせるような仕掛けをしたり、ある役割を与えたりしたんですけど、善と悪の戦いで葛藤する人間模様が見えて、ドキュメンタリーのようでしたね。友達をやっぱり裏切れないとか、裏切るとか、そういう人間模様が面白かったです。

バカリズム

僕はフワちゃんが面白かったですね。ひさしぶりにこういう番組に復帰して、掻き回したいし盛り上げたいという気持ちもありつつ、でも、そのとき取る行動によって叩かれてしまうリスクもあるという。選択を迫られる場面があって、そこで揺れてたのがすごい面白かったです。

―個人的に印象に残ったのは劇団ひとりさんで、いい意味で場をかき乱していましたよね。

バカリズム

劇団ひとりがね、ずっと1人で隅っこでデスゲームの主人公をやってるんですよね。1人で隅っこで。劇団ひとりを主人公にしたカメラがあると面白いかもしれないですね。

設楽

今回は、前回よりも起きていることを把握しきれなくて。僕らが見ていないところでいろんなドラマやトラブルが勃発してたんですよね。学校みたいに、生徒が何やってるかわからない、みたいな状態でした。

バカリズム

みんなは自分が今カメラに抜かれてると思い込んでるから。抜かれてなかったりするのに。

設楽&バカリズムの交友関係「50歳過ぎて友達ができた」

―先ほど、お二人とも誰も出演者の電話番号を知らないとおっしゃってましたね。友達は多いか少ないかで言うと……。

バカリズム

断然少ないです。芸能人で連絡先を知ってる人はもちろんいるけど、それが友達と言えるのかって言うのもありますよね。こっちは友達だと思ってたのに向こうはそう思ってたら嫌じゃないですか?「仕事仲間です」って(笑)。

設楽

そうそう、すごい傷つくから。でも、今回思ったんだけど、よく歳をとったら友達はできづらいって言うじゃん。俺、50歳過ぎてから、仲良くなる人とか友達がわりとできてきたんですよ。仕事の流れじゃなくて、趣味って言うのかな。

古着が好きなんだけど、古着屋の店員さんとかを介してSnow Manの深澤辰哉くんとか、共通の趣味の仲間ができて。世代を超えた知り合いとかも。去年の夏は旅行に一緒に行っちゃったりして。深澤くんとか、あとは錦鯉の渡辺くん。ここ数年で急に仲良くなりました。

―素敵ですね。バカリズムさんは趣味を介した友達などは……?

バカリズム

いないですね。まず、趣味もないので。

ここ1年で、仕事と関係なく、人に連絡してご飯を食べに行ったのは一回ぐらいなんですよ。東京03の飯塚さんと。毎年飯塚さんが『キングオブコント』の直後に僕に連絡くれて、ご飯に行くんですよ。答え合わせじゃないけど、「どう思った?」みたいな話を聞くのが恒例になっていて。 前回はゆってぃも来ましたね。

―(笑)

バカリズム

なぜゆってぃで笑いが起こるのかわからないですけど(笑)。

設楽

あとはやっぱり家族ができると、ご飯も家族で行こうってなっちゃうよね。

―お二人の関係は、友情というより兄弟のようなものですよね。

バカリズム

お兄ちゃんですよね。友達っちゃ友達だし、兄弟みたいでもあるし。10代の頃から知ってますし、日村さんは一緒に住んでたからもっと密ですね。

仕事仲間と友達の違いって?

―芸人さんのお仕事を考えると、仕事仲間と友達の境界線がわかりづらいというのもありますか?

設楽

それは芸人も関係なく、一般社会の人もそうですよね。仕事の延長線で飯を食いに行ったけど、別に友達の感覚もあるけど仕事もするっていうのもね。この境界線って難しいですよね。でもまあ、何かの共通項があったりしたら、友達でいいのかな?

でもね、この番組をやって思ったんですけど、友達って言っちゃえば友達なのかなと思うんですよね。「友達だよね?」って確認して、そうするとみんな「うん」ってなるんですけど、そしたら友達なんじゃないですか?

バカリズム

あんまり「違うよ」って言う人、いないですよね。

設楽

子供のときって、別にそんなの関係なく、気軽にこの人は友達だって言ってましたよね。

―先ほども設楽さんがおっしゃってましたが、結婚したり子供ができたり、ライフステージが変わると友達は減りがちですよね。

設楽

それはもうしょうがないんじゃないかな。仕事もしてるし、休みの日に毎回友達と予定を入れられるのかって言ったら、なかなかできないですよね。

でも俺は子供も結構大きくなったからちょっと余裕ができてきて。長期休みは正月くらいしかないんですけど、子供も成人して働き出して、家族旅行はもういいよってなって。「どっか行ってきたら?」って言われたから、初めて正月に大人5〜6人でフロリダのディズニーワールドに行ってきましたね。友達と海外旅行。ヒデ(バカリズム)は子供がまだ小さいから難しいよね。

バカリズム

僕はまだ先の話ですね。だから、子供が友達がわりみたいな感じです。子供がもうちょっと大きくなって遊べるようになったら、一緒にゲームとかもできるだろうし。

設楽

フリートークもできる?

バカリズム

できますよ。昨日も1時間ぐらいずっとウルトラマンごっこしてました。

「友達だから来る、友達だから頑張る」2人が考える友情

―最後に、お二人が考える「友達のよさ」ってなんだと思いますか?

バカリズム

利害関係にないというか。なかにはあの人と親しくしてたらメリットがあるからって仲良くしてる人もいるかもしれないですけど、本来はそういうところじゃなくて、普通に気が合うから連絡したり、ご飯行ったりする人、友達というものですよね。

設楽

やっぱりこの番組とは反するかもしれないですけど、無償の愛というか。お金じゃなくて友達だから来るとか、友達だから裏切らないとか、友達だから頑張るみたいなのもテーマにあるんで。友達って、一緒にいる時間とかお金がどうこうではなく、無償であるものだと思いますよね。

番組情報
『賞金1億円の究極実験 トモダチ100人よべるかな?』シーズン2

配信開始日:8月28日(金)
話数:全6話
ゲームマスター:設楽統(バナナマン)、バカリズム
プレイヤー:長谷川忍(シソンヌ)、増田貴久(NEWS)、ベッキー

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