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新しい学校のリーダーズが踊る理由 ダンスは4人を深く結びつける

新しい学校のリーダーズが踊る理由 ダンスは4人を深く結びつける

新しい学校のリーダーズ×H ZETTRIO『狼の詩』
インタビュー・テキスト
天野史彬
撮影:萩原楽太郎 編集:山元翔一
新しい学校のリーダーズ

メンバーそれぞれの個性をちゃんと認めることで、「自分の個性はこれだ」って認識できる。(SUZUKA)

―MIZYUさんは、踊ることは生きることとイコールだとおっしゃっていましたが、みなさんが踊りはじめたきっかけと、自分たちにとってダンスが特別なものになった瞬間を、それぞれお教えていただきたいです。

SUZUKA:私のきっかけは、「姉みたいなの」がいて。

―姉、みたいなの?

SUZUKA:そこは濁すんですけど(笑)、その人からの影響です。最初は楽しく踊っていたんですけど、コンテストみたいな、ガチで戦う場所にも出るようになって、戦うことによる一体感みたいなものを感じるようになったんですよね。

それからリーダーズの活動がはじまって、自分たちで曲に対して振りを付けることになってからは、ダンスって本当にいろんな表現の仕方があるんだなって知ったんです。グルーヴ、機敏さ、セクシーさ……それに、さっきも言ったように、この4人もそれぞれに個性があるし。そういうことを意識するようになってから、本当にダンスって奥深いし、素敵なものだなって思うようになったんですよね。だから、自分にとってダンスが特別なものになったのは、結局、リーダーズがはじまってからかもしれない。

新しい学校のリーダーズ『マエナラワナイ』収録曲

―KANONさんは?

KANON:私にはダンスの恩師がいて、その人を真似するところからはじめたんです。私、ずっとこの髪形を変えていないんですけど、その先生も、長い髪の毛を振り乱して踊る人だったんですよね。その人の踊りながら髪の毛をかきあげる姿とか、振り乱す姿に憧れて、真似したりしていて。そうしたら、その先生に「私みたいだね」って言われたんです。「私みたいにはできているから、これからKANONちゃんの踊りが見つかるといいね」って。

それで、「自分なりの踊りってどんなものなんだろう?」って考えるようになったんです。それから、リーダーズの振り付けも自分でするようになって、どんどんと「自分らしさ」が具体的にわかるようになって。だから、私も結局は、リーダーズの活動がはじまってから、ダンスが特別なものになったのかもしれない。

SUZUKA:メンバーそれぞれの個性をちゃんと認めることで、「自分の個性はこれだ」って認識できるよね。そうやって、自分のことをわかりはじめる、というか。

―他者を知ることで自分を知る、ということですかね。

KANON:そうそう。リーダーズはそれぞれがみんな違うから、余計、「自分ってこうなんだ」ってわかる。

音楽を体で表現することの楽しさや喜びに目覚めていったからこそ、私にとって、ダンスは特別なものになった。(RIN)

―RINさんはどうですか?

RIN:私、音が流れたらなんでも反応して踊り出すような子どもだったらしくて、小さい頃からダンスのレッスンを受けていたんです。私にも恩師のような人がいるんですけど、その先生は、音に対するアプローチがすごくかっこよかったんですよね。その人を見ながら、音に体をはめていくことの面白さに気づいて。

それから、ダンスがめちゃくちゃ楽しくなりました。その先生に、「音が好きだから踊っているんだって、ちゃんと感じていてね」って言われたことがあるんですけど、音楽を体で表現することの楽しさや喜びに目覚めていったからこそ、私にとって、ダンスは特別なものになったんだろうと思います。

左から:SUZUKA、RIN、KANON、MIZYU
左から:SUZUKA、RIN、KANON、MIZYU

―なるほど。「音と自分」の関係性ということですよね。MIZYUさんは?

MIZYU:私もRINと同じように、音が鳴ったら踊る子どもだったらしくて。母親に認めてもらって、ダンスを習いはじめたんですけど、当時は「自分としての表現」というよりは、先生の振り付けを正確に踊ることを楽しむ、みたいな感じだったんです。

でも、リーダーズに入って自分で考えて振り付けを踊るようになってから、よりダンスが楽しくなった感覚があって。考えてみたら、ソロ用に自分の振り付けを考えたことは前にもあったけど、グループありきで振り付けを考えたのは、リーダーズになってからが初めてだったんですよね。

―やはり、この4人であることが重要だったんですね。

MIZYU:そうですね。それに、音楽性も変わっていくので、新しいアプローチがどんどん自分たちのなかから出てくるし。普段は踊らないようなシティポップみたいな曲調の曲をいただいたときなんて、最初は「これ、どう踊るん?」みたいな感じだったけど、今では映像を見ると、「いい振り付けだな!」って自分たちでも思えるし。それってすごく大切なことだし、幸せなことだと思うんですよね。

新しい学校のリーダーズ

ダンスをやっていなかったら、こんなに音楽も好きじゃなかったと思うし。絶対に、踊ったことで人生が華やかになっていると思う。(KANON)

―4人の話を聞いて思ったのは、みなさんのなかには、「踊る」という行為を通して、世界を知り、そして自分自身をより深く知っていく感覚がある、ということで。おそらく、曲を渡されて「これに振り付けをしてください」と言われるのは、「この曲に対して、あなたはどういう人間なんですか?」と問われているのと同じことなんだろうと思うんですよ。

SUZUKA:いいこと言いますねぇ。まさにその通りだと思います。

RIN:「踊っていなかったら、なにしていたんだろう?」って思うよね。きっと人生が全然違うものになっていたと思う。

KANON:そうだよね。私も、ダンスをやっていなかったら、こんなに音楽も好きじゃなかったと思うし。絶対に、踊ったことで人生が華やかになっていると思う。

左から:SUZUKA、RIN、KANON、MIZYU
左から:SUZUKA、RIN、KANON、MIZYU

SUZUKA:私は、もし踊っていなかったら、お笑い芸人になっていたかなぁ。

―ははは(笑)。

SUZUKA:……私、この間、駐輪場のおじさんに「今日はなにしてきたん?」って訊かれたんですよ。それで、「踊ってきましたよ!」って答えたら、「女優さんになりたいんか?」って言われて。「いや、別に。ダンスをやっていきたいんですよ」って言ったんです。そうしたら、そのおじさんに「ダンスって、おばちゃんになったらできないでしょ? それでも踊り続けるのかい?」って言われたんですよ。

MIZYU:へぇ……なんか、ドラマみたいだね。

SUZUKA:うん。そのときに、自分はダンスを生涯やっていくとか、そういうことを全然考えていなかったなって思って。とにかく、今を全力で楽しむことしかできないし、この先の体力のこととか、考えていなかった。だから今日、「なんで踊るのか?」みたいな話になったのは、タイムリーで、ちょっとびっくりしました。

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リリース情報

新しい学校のリーダーズ×H ZETTRIO『狼の詩』
新しい学校のリーダーズ×H ZETTRIO
『狼の詩』

2018年8月29日(水)発売
価格:1,296円(税込)
VICL-37428

1. 狼の詩
2. 雨夜の接吻

プロフィール

新しい学校のリーダーズ
新しい学校のリーダーズ(あたらしいがっこうのりーだーず)

模範的なヤツばかりが評価される時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく踊るセーラー服と奇行癖。その名も「新しい学校のリーダーズ」。攻めの利いたダンスとサウンド、独特なキャラクターとMCを武器に2015年7月から全国各地でライブ活動する傍ら、コイケヤ、UNIQLO、Google Android、ロッテ「Fit's」等の企業と、はみ出し具合が絶妙なコラボや出演を重ね、じわりと若者に刺さりはじめている。

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